服をムダ買いしないコツは、「1回当たりの着用コスト」を計算すること。片づけアドバイザー・石阪京子さんが提案する、最強のコスパチェック法を紹介!
洋服代を「経費」と考えると使える服しか買わなくなる
「服をなかなか捨てられない人は、〝実は着ていない服〟が多い傾向に。服はとことん着倒すものと考えることが、ムダ買い体質から脱する第一歩です」と、片づけアドバイザーの石阪京子さん。そんな石阪さんが提案するのが、「1回の着用コスト」を計算して服を買うことだ。
「企業会計の減価償却費と同じ考え方です。3000円の服を10回着れば、1回当たりのコストは300円。通勤服はいわば必要経費。『自分の収入なら、服飾費として1日にいくらかけられるか』を考えて、その範囲に収まるものを買いましょう」。
石阪さんの目安では、「1回の着用コストが1000円以上になるものはコスパが悪い」と言う。「例えばパーティーやリゾートでしか着られない服は、コスパが悪い。幅広い場面で使えるものを選ぶと、1回の着用コストは下がっていきます」。
また「顔色が悪く見える」などの服も、着る頻度が減り、結果的に着用コストが高くなる。石阪さんは、買わない服のルールを設けることで、ムダ買いをなくしている。
価格の安い服ほど着用コストは下がるが、たとえ3万円の服でも3年着れば1回の着用コストは200円台に。「質のいい服なら3年着ても傷みません。長く着る服か、1シーズンで着倒す服かも考え、“納得できるコスパ”になる服を選びましょう」。
買い物を「減価償却」で考える3STEP
STEP1. 「1回の着用コスト」を算出する
手持ちの服に対し、これまでの実績と見込みで「月に何回着るか」「何カ月間着るか」を考えて着用回数を概算。価格を着用回数で割り、1回当たりの着用コストを算出。
STEP2. 着用コストから「コスパ」をチェック
上で算出した1回の着用コストが1000円未満になれば「コスパが良い」服。1000円以上になる場合は、「コスパが悪い」服と考えて。手持ちの服をグループ分けしよう。
STEP3. 「OK服」「NG服」の傾向をリスト化し、買い物に生かす
コスパの良い服と悪い服、それぞれの色、形、デザインなどをリスト化。このメモがあれば次に買い物する際、コスパの良い服だけを選びやすくなり、ムダ買いを防げる。
石阪さんの「着用コスト」を公開!
「使い倒せるものしか買わない」と言う石阪さんの愛用アイテムで、1回の着用コストを算出しました。

片づけアドバイザー
どんな家でも片づけ切れるメソッドの提案で大人気に。「お金が貯まる片づけ術」を指南するなかで、洋服の買い方もアドバイス。近著は『二度と散らからない! 夢をかなえる7割収納』(講談社)。
写真/小野さやか
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