五島列島の北側に位置する島々
新上五島町は数々の教会もさることながら、海を望む公園や展望所など、景色も美しい場所。かつて弾圧を受け移住してきた人々に思いをはせながら眺めれば、きっと違った「風景」が見えてくる。
フランス ルルドの泉を模して作られた
上五島におけるキリスト教布教の中心として1881年に設立。敷地内には聖地ルルドが設けられ、慈愛の微笑みをたたえたマリア様が祀られている。
キリシタンの島に10年の時を費やし完成した教会
迫害が終わり、信者らが長い年月をかけて島や対岸の砂岩を切り出して積み上げた石造りの建物。世界遺産の登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産である頭ヶ島の集落にある教会。
レンガ造りの教会が建つのは絶景が広がる高台
1878年頃には初代教会があったといわれている。原書を取り寄せて設計・施工され、正統的な様式と意匠が特徴の重厚なレンガ造りの教会。荘厳な雰囲気が漂う。
※教会の内覧は、ミサや冠婚葬祭時には不可の場合もある。
シチリアの風を感じる新上五島のリゾート
イタリア語でマーガレットを意味する「マルゲリータ」は、高台にある小さなホテル。島の教会の数と同じ29の客室はシンプルでのんびりできる。源泉かけ流しのスパで癒され、五島の旬素材を使ったシチリア料理に舌鼓を。