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日経ヘルス 最新号の読みどころ

朝の3分 ダーウィン体操で自律神経をスイッチオン【日経ヘルス18年7月号】

2018年6月4日

腰痛・肩こり・むくみ・だるさなどの不調を防ぐ

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 睡眠時に働く副交感神経と、活動時に働く交感神経がうまく入れ替わらないと、疲れや不調を招く一因に。朝いちばんの簡単体操で体も心もスッキリ目覚めさせて、充実したアクティブな1日を過ごしましょう!

 しっかり寝たはずなのに、午前中ボーッとしたり、だるさを感じることはないだろうか? 実は、これは自律神経が、活動モードの交感神経優位な状態にうまく切り替えられていないことが一因だという。

 健康寿命を伸ばす健康法の指導に力を注ぐ、医師の新井幸吉さんは説明する。「起き抜けの体は、いわば生まれたての生物のような状態。睡眠中は副交感神経が優位で、交感神経の働きは低下している。この状態で、いきなりガバッと立ち上がると交感神経が急に上がることになり、それに伴って血圧が急激に上がり、心臓にも負担がかかる。自律神経は血流や内臓の働きにも深く関わっているため、こうした急激な体の変化は、自律神経のバランスを乱すことにつながりやすい。すると、血流の悪化にもつながり、痛みや凝り、冷えも感じやすくなる。また、便秘や下痢など、内臓の不調にもつながりかねない」。

 そこで新井さんが考案したのが、ゆったりした動きで体を少しずつ目覚めさせ、自律神経をスムーズに切り替える「ダーウィン体操」だ。「寝ている状態から起き上がりまで、重力に逆らって体を動かすことは、生物が系統的に進化する過程に類似し、自然の摂理にかなっている」という新井さん自身、この体操を取り入れて持病の椎間板ヘルニアの痛みが改善したという。

 短時間で簡単にできる体操なので、ぜひ毎朝の習慣に!

生物の進化になぞらえて体を少しずつ目覚めさせるのがカギ

STEP1・卵から生まれた魚
STEP2・ゆらゆら泳ぐ魚
STEP3・上向きのカエル
STEP4・トカゲの誕生
STEP5・羽ばたく鳥
STEP6・立ちポーズの熊
STEP7・ゴリラのダンス
STEP8・進化したヒト

朝・寝たままで自律神経にスイッチオン

“伸ばす”ダーウィン体操で血液とリンパをしっかり流す

朝のスタートは、布団の中で行う伸びるストレッチから。ゆるーく気持ちいい体操で自律神経を少しずつ活動モードにして、寝ぼけた頭と体を少しずつ目覚めさせよう。

STEP1・起きたら、まずはこれ! 卵から生まれた魚
全身を両端からぐーっと伸ばし、寝起きの体をストレッチ。自律神経が通る背骨は無理に反らさず、ゆるく気持ちよく伸ばして1日をスタートしよう。

あお向けになったまま、腕を上げて頭の上で両手を合わせる。両手とつま先を一直線にして全身を気持ちよく伸ばし、ゆっくり呼吸しながら10秒キープ。

STEP2・背骨と体側をゆるーくストレッチ ゆらゆら泳ぐ魚
体幹の筋肉を左右に動かして伸び縮みさせる、別名「金魚運動」。背中や腰の血流が促されるため、起き抜けの痛みを防ぐ効果も。

あお向けでつま先は伸ばしたまま、両手を頭の上で組み、お尻を左右にすべらせるようにしながら体の側面を交互に伸ばす。ひじとひざは軽くゆるめ、ふわっと力を抜きながら10往復。

この人に聞きました
新井幸吉さん
医学博士
医療法人永光会理事長(大阪府八尾市)

1942年生まれ。1977年新井整形外科、1999年には介護療養型医療施設の新井病院を開設。60歳を機に整形外科医から内科医に転身。著書に『生涯健康に暮らしたければ「自律神経」を整えなさい』(幻冬舎)。

構成・取材・文/オカモトノブコ 写真/鈴木 宏 ヘア&メイク/依田陽子 スタイリング/椎野糸子 モデル/島村まみ

「これ以上の情報をお読みになりたい方は、日経ヘルス誌面でどうぞ。」

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