朝のおすすめ習慣

朝の顔マッサージできれいになる

● ベッドで耳たぶをもんで血色アップ!
親指と人さし指で耳たぶをつまみ、グルグルと回す。10秒間回したら、指を耳たぶから上のほうへ移動させ、耳を斜め上の方向に引っ張りながらパッと離す。耳に集まるツボを複合的に刺激でき、血色がアップ。「夕方にもおすすめです」(城後さん)。

● マッサージでまぶたのむくみ防止
目の周りのむくみは印象ダウンにつながるけれど、朝10秒間まぶたをマッサージするだけで解消できる。肌を傷めずに程よい圧をかけるのがポイント。「爪の長い人は人さし指を折り曲げ第2関節の部分を、そうでない人は親指を使うのがおすすめです」(城後さん)。眉頭の下にある骨のくぼんだ部分をじんわり押し、眉の下からこめかみに向かって指を滑らせる。10秒間で2回が目安。

● 歯磨きしながら顔筋ストレッチ
「30歳前後から表情筋が衰えて硬くなり、ほうれい線が目立ち始めるので、意識的に鍛える習慣をつけて」(城後さん)。おすすめは歯磨き後のうがい。左右の頬、上下の唇と歯茎の間の順番で、水と空気をためて、勢いよくすすぐのがポイント。皮膚を内側から伸ばすようなイメージで、パンパンに膨らませる。目標は1回1セット。歯磨きのたびに習慣づけて。

気持ちよく仕事をスタートさせる

● 朝、起きたら「今日もいい1日になります!」と自分に言う
ひとり暮らしの人は、朝、起きてから一言も発さず会社に行って、いきなり暗い話題からスタートしてしまうことも。「太陽を見ながら、『今日もいい1日になります』と口に出して言うだけで、気持ちがポジティブになるのでおすすめです」(臼井さん)。

この人たちに聞きました
臼井由妃さん
ドクターユキオフィス代表取締役
健康プラザコーワ代表。経営者。講演者として活躍する傍ら、MBA、行政書士、宅建などの難関資格を取得。その勉強法や時間活用術が注目される。「心が通じるひと言添える作法」(あさ出版)など著書多数。Facebookでも情報発信中

城後紗織さん
美容ジャーナリスト
All About「化粧品・時短美容」ガイド。美容ライターとしてキャリアを積み、出産後の多忙な経験から時間をかけずにきれいになれる美容法を追求。著書に『時短メイクbeauty』(ベストセラーズ)がある

日経WOMAN2015年2月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります

変更履歴:本文を一部修正しました(2016年1月25日)