ハワイでのゴージャスバカンスの過ごし方は数えきれないほどありますが、今回は、働き盛りの日経ウーマンオンライン読者のみなさんに、あえてラナイ島をご紹介! アメリカ最高のリゾート地と目されるラナイ島です。最高の地で最高の時間を過ごしたら、日頃の疲れは完全に洗い流せるはずですし、もっと頑張ろうという気分にもなるはず。それはなぜか……? ラナイ島リゾート体験を通じて、みなさんにたっぷりとお伝えします!

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極上の非日常を味わえるラナイ島リゾートで、編集Sは終始感動しっぱなし。この場所だけが放つ魔法に、またかかってみたい……!
極上の非日常を味わえるラナイ島リゾートで、編集Sは終始感動しっぱなし。この場所だけが放つ魔法に、またかかってみたい……!

 1年間バリバリと働いた自分にとびっきりのご褒美をしたい……そう思った人には、編集S、ハワイ・オアフの隣島・ラナイ島の高級リゾートホテルステイを全力で提案したいと思います。高級ホテルですから決して気軽に行ける場所ではなく、清水の舞台から飛び降りるつもりで予約を取ることにはなるのですが、実際に訪れてみて、それだけの価値があると確信しました。

神秘に満ちた最高の楽園、ラナイ島とは

 ラナイ島ってどこ? 何があるの? という人のために、簡単におさらいです。

ハワイ諸島で6番目の大きさのラナイ島。オアフ島から飛行機で30~40分。マウイ島からは船でも行けます(地図提供/ハワイ州観光局)
ハワイ諸島で6番目の大きさのラナイ島。オアフ島から飛行機で30~40分。マウイ島からは船でも行けます(地図提供/ハワイ州観光局)

 ラナイ島は、かつては、バナナやパイナップルの栽培で著名なドール社(Dole Food Company)がハワイアン・パイナップル社(Hawaiian Pineapple Company)として開発した島で、世界最大規模のパイナップル農園が広がっていました。そこから、「パイナップル・アイランド」という愛称が生まれました。

 現在は、パイナップル農園は閉鎖され、観光の島となっています。といっても、現在運営中のホテルは、たった2軒。ホテルとゴルフコース、ラナイ・シティという小さな街があるほかは、雄大な自然が残っています。

赤土の荒野が広がる「神々の庭園(Keahiakawelo)」。風化した岩がごろごろところがっている様子は圧巻。このエリアは舗装道路がなく、手つかずの状態。4WDでしか入ることができません
赤土の荒野が広がる「神々の庭園(Keahiakawelo)」。風化した岩がごろごろところがっている様子は圧巻。このエリアは舗装道路がなく、手つかずの状態。4WDでしか入ることができません

 街としての開発は最小限で、信号もファーストフード店もなく、舗装されている道路はたったの48キロのみ。人口は、ハワイ諸島の中では最も少ない約3100人で、そのほとんどが素朴なラナイ・シティで暮らしています。

空港だって飛行機だって、こんなに小さい! 人が少ない!
空港だって飛行機だって、こんなに小さい! 人が少ない!
空港だって飛行機だって、こんなに小さい! 人が少ない!
マウイ島からラナイ島へのアクセスは高速フェリーで
マウイ島からラナイ島へのアクセスは高速フェリーで
マウイ島からラナイ島へのアクセスは高速フェリーで

 ラナイの地に降り立てば、まるで時間の流れが止まったかのような古き良きハワイの息吹をすぐに感じるはず。わさわさとした日常から解き放たれた、静かな環境の中に身を置き、ちょっと目を閉じると、それだけでもとても贅沢な気分になります。

 いわば、オトナのための「上質プライベート・アイランド」。そこで、1日だけでもゆったり過ごせたら、しっかり充電できるはず。