古き良き街並みを散策――ラハイナ
マウイ島に到着後すぐに、ハワイ王朝時代の首都だった街、ラハイナ(Lahaina)を訪れました。かつては捕鯨船の寄港地としても栄えていました。古き良き街並みが広がります。
「ラハイナ」とは、ハワイの言葉で「灼熱の太陽」という意味があるそうです。その名の通り、マウイ島の中でも暑いエリアです。確かに暑いのですが、湿度の高い日本と比べると、空気は軽い印象。散策もへっちゃらです。
ラハイナでは、フロント通り(Front Street)を中心に歩いてみてください。海に沿って南北に走る約2キロメートルのメインストリートです。アウトレット・モールの「The Outlets of Maui」から、フロント通りを南下して、ジェラートでも食べながら海沿いをゆったり散策するのがおすすめです。
フロント通りの路面店は華やか。ギャラリーや洋服店、アイスクリーム店など、さまざまなお店がありますが、共通するのがお店の看板。デザインが凝ったものが多く、でも、どことなく素朴な雰囲気があり、一つひとつ見ながら歩くのがとても楽しいです。
フロント通りをずっと歩いたら、巨大なバニヤンツリーがそびえ立つ「Lahaina Banyan Court」でひと休み。このバニヤンツリーはハワイ最大級のもので、高さが約18メートルもあるそうです。
ラハイナへのアクセスは、車。大手ホテルなら、ラハイナのアウトレットモールや港に行くシャトルバスが出ているので、それを利用するのが手っ取り早いです。そのほか、ツアーのシャトルバスや公営バスも選択肢になります。また、道路網が単純なので、レンタカーに挑戦するのもアリですね。
余裕があれば、サーファーが集まる街「パイア」、カウボーイの街「マカワオ」まで足を伸ばしても。パイアには可愛い水着のお店が多く、ラハイナと同様、看板ウオッチングしながらのショップ巡りが楽しいです。マカワオは「コモダストア&ベーカリー」のシュークリームが評判です。