デニムルックに自信はありますか? 初夏の休日にさらりとデニムを着こなせたらすてきですよね。ファッション・ジャーナリストの宮田理江さんが、古臭く見せないデニムルックのコツを解説します。

 休日らしい服を着ると、さらに気分が伸びやかになる。そんな「オン・オフのスイッチ」にうってつけなのがインディゴブルーのジーンズ(デニムパンツ)。オフ気分に浸るならコーディネートにも一工夫したい。古臭く見せない新デニムルックの仕掛けどころとは?

アクセサリー、小物で技ありコーデ

 カットソーにジーンズという、飾り立てない装いだが、不思議とありきたりに見えにくい。センスを感じさせる工夫ポイントはアクセサリーと小物。きゃしゃなネックレスは長短2本を重ね着け。カットソーの胸元から細感をアピール。手首にも細いブレスレットを添えた。サングラスを引っ掛けて、大きく開いたVゾーンに伸びやかなムードを印象づけた。細いひも状のベルトは余った端を長めに垂らして、緩い雰囲気を醸し出している。