セクシーと大人感
レッグウエアの進化はめざましい。凝ったデザインの新顔は使い勝手に優れる。たとえば、こちらはストッキングとハイソックスの合体モデル。形はハイソックス風で、透け感はストッキング譲り。だから、ずれる心配がなく、編み地もきれいな見栄え。
春から出番が増えるミニ丈ボトムスと組み合わせれば、膝のはき口部分に視線を引き込める。ストッキングと違って下腹部や太ももを締めつけないので、楽ちんな着心地。編み柄がレッグラインにリズムを刻み、退屈に見せない。
透けるタイツをもう少しドラマティックにまとうなら、グラフィカルな編み柄や大胆な切り替えを取り入れたタイプを選ぼう。ダークカラーでも色や濃淡が段階的に変化するグラデーション模様があしらわれていれば、主張のあるレッグルックに仕上がる。
シンプルなショート丈ボトムスをはいても、レッフウエアを「主役」に押し立てて、着映えをあでやかに整えやすい。レッグウエアを軸にコーディネートを組み立てる新シナリオが手に入る。
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アツギが提案する「デコレグ」は、「脚もとから始める全身コーディネート」。脚に柄を迎えると、狙い通りのイメージを引き寄せやすい。ハイエンドな「Exhale（エクスエール）」、フレンチモードを生かした「Je l'aim（ジュレーム）」、自在のスタイリングに導く「RELISH（レリッシュ）」は、３ブランドそれぞれのテイストに合った柄アイテムをラインアップ。適度なデコラティブ（装飾性）を脚元にまとわせてくれる。
春夏の淡泊なコーデに、柄入りレッグウエアは程よいおしゃれ感を補う。シースルーのタイプは涼やかでエアリーな雰囲気に寄せられる点で、春夏に向く。仕事場になじむ、落ち着いたワントーンで着姿をまとめた場合も、柄タイプを足し込んで、単調な見栄えを避けられる。黒や白といったベーシックカラー以外にも、淡いトーンの色を選んで、気持ちの弾むような装いを組み上げる選択肢もあり、この春夏は「脚から決める」という新コーデ術を試してみたくなる。
※価格は特記がない限り、すべて税抜です。
文／宮田理江 画像協力／ATSUGI DECO LEG（アツギ デコレグ）
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