ボーダー柄ポロニットをきれいめに
長所を重ね合わせる「いいとこ取り」の新発想ウエアも登場。こちらのマルチカラーのボーダー柄ニットトップス(半袖)はポロ襟付き。ポロシャツとサマーセーターの素敵なハイブリッドが軽快さと「きちんと感」を両立。ブレザーのセットアップに合わせて、オフィスでも通用しそうな「きれいめ」のコーデに仕上げている。マリンボーダーのポロ襟ニットトップスは白いデニムジャケットを羽織って、さわやかで上品なムードにまとめた。ポロ襟をキーディテールに据えた新アイテムがフレッシュで落ち着いた着姿に導いている。
ドット柄ブラウスを上品トーンに
甘いとか幼いといったイメージのあるドット(水玉)柄だが、賢くアレンジすれば、上品な着映えに整う。白系のレーシーなカーディガンをかぶせ、ホワイトジーンズで合わせ、ヘルシーな印象に。細く重なったチェーンネックレスが気品を添えた。柄同士を調和させる「柄on柄」も提案された。ドット柄のシャツにピンストライプのキュロットを引き合わせ、グッドガール風の着映えにまとめている。柄サイズや色味を抑え気味にすれば、収まりがつきやすく、オフィスでも目立ちすぎない。
上級者のエッセンスを生かしやすいアイテム
交易で栄えたマルセイユは文化の交差点でもあっただけに、今シーズンのコレクションはクロスカルチャーのテイストを帯びている。ムードが固定していない分、自分好みのスタイリングに生かしやすい。海風に吹かれるようなすがすがしさと、ノスタルジックな気分を併せ持つ装いは今のトレンドにもなじむ。誰もが認めるファッションアイコンのイネスは上級者のエッセンスをみんなが生かせるように落とし込んでくれている。「ユニクロ x イネス・ド・ラ・フレサンジュ」の提案を取り入れて春夏の装いを進化させていきたい。
文/宮田理江 画像協力/ユニクロ
・「ユニクロ x イネス・ド・ラ・フレサンジュ」スペシャルサイト