「魅惑のミュージアムショップ」連載・第27回。季節の変化が楽しめる庭園が魅力的なDIC川村記念美術館を訪れました。同美術館のミュージアムショップは、来館記念に最適なオリジナルの商品がいっぱいです。

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庭園散策・アート鑑賞の後に立ち寄りたいミュージアムショップ

 JR総武本線「佐倉駅」から無料送迎バスに乗っておよそ20分。水鳥たちも寛ぐ大きな池と、広大な庭園に囲まれた千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館は、国内外の近現代アートを中心に所蔵している私立美術館です。

 館内のエントランスホール内にある「ミュージアムショップ」では、カタログやポストカード、展覧会に関する書籍などを展開しており、鑑賞後の余韻に浸りつつ、ゆっくりお買い物ができます。

 ショップの中を進んでいくと、マーク・ロスコやジョゼフ・コーネルなど、現代アート作家の作品をモチーフにしたグッズが並んでいます。先鋭的過ぎず、どこか素朴で可愛らしい雰囲気。幅広い年齢層に楽しんでもらえるよう、工夫を凝らしているのがうかがえます。

 また、同ショップは、オリジナルのグッズにも力を入れています。

 「オリジナルグッズとして定番のクリアファイルやマグネットはもちろん、四街道のコーヒー豆専門店『たべいコーヒー』さんとコラボしたオリジナルブレンドなどを取り扱っています」――そう語ってくださったのはショップスタッフの斉藤清香さん。

 「収蔵品の絵葉書や展覧会カタログ、ピンバッジなどに加えて、最近ぐっとオリジナルグッズが増え、充実してきました。お客さまから『来館の思い出になるようなオリジナルグッズが欲しい』とのご要望をたくさんいただいていたので、作り始めました。実際、予想していた以上にオリジナルグッズをお求めになるお客さまが多くて驚いています。もちろん、それは私たちとしてもとてもうれしいことです」(斉藤さん)

 このほかには、美術館の建物をモチーフとした真鍮オブジェやオーナメント、「のこり染」のハンカチなど、お土産にも自分用にもうれしいオリジナルグッズが並んでおり、必見です。

 四季ごとに様々な表情を見せる広大な庭園を散策し、現代アートの鑑賞を存分に楽しんだ後は、ぜひミュージアムショップに立ち寄りたいものです。

 なお、DIC川村記念美術館には、入館のチケットがなくても利用できる「ギフトショップ」がレストラン横にあります。インテリア雑貨や文房具、八街市にある「ますだ」のピーナッツペーストなどお土産に最適な食料雑貨もあるので、こちらも足を運ぶ価値があります。

※ミュージアムショップの利用に、美術館のチケットが必要になります。
ギフトショップの利用には、美術館のチケットは不要です。