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三つ子の魂百まで!? その行き違い、地域性が関係していませんか?

2015年11月16日

ところ変われば、コミュニケーションルールや価値観も変わる

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 ことばをつくるプロ・ひきたよしあきさんによる「モヤモヤが晴れた空」連載。働く女性の身近に起こりがちな、モヤモヤと感じる出来事に“キャッチコピー”をつけることで新しい視点が得られ、私たちの心に明るい光を灯してくれます。今回は、「一生懸命がんばっているのに、仕事も人間関係もなんだかうまくいかない……」というとき、心に留めておきたいお話です。

 勤めてすぐ、大阪に赴任した。

 子どもの頃兵庫県西宮市に住んでいたので、関西にカルチャーショックはないと思っていた。が、ホワイトボードに「都落ち」と書いてあったのには驚いた。「東京出張」をこう書く人がいたのだ。

 今年、長く勤めた外資の薬品会社から転職した立見佐奈さん。新しい会社も外資で同じ業界だが、本社が違った。東京から大阪へ生活の場を移したのだ。

 外資だから東京も大阪もないだろう。そうタカをくくっていた。が、初日の会議から唖然とさせられた。

「サナさん、オチは何ですか?」

 と尋ねられた。「結論」のことを「オチ」と言ってるのかなと思ったが、純粋に「オチ」だった。「オモロナイナァ」と言われて、それに気づいた。

 もしあなたが関東の人間だとする。上司、友人、パートナーが関西人の場合、気をつけた方がいい。あなたと価値観を根底から揺さぶるほど考え、行動に違いがあるからだ。

 商売には、こんな話がある。

 名古屋の人は、0円から10円稼ぐ。
 大阪の人は。50円出して100円稼ぐ。
 東京人は、100円出して100円稼ぐ。

 ビッグビジネスをしながら儲かってないのは東京人だ。大阪人はこれを商い下手といい、名古屋の人は、一銭も出さないで10円儲けた自分たちが一番商売がうまいと信じている。

 誰が一番なのかはわからない。価値観が違うのだ。

 もしあなたが、名古屋の人間だとするならば、東京のビジネスを「骨折り損のくたびれ儲け」と言い、東京人は、あなたを「せこい、小さい、みみっちい」と相手にしない。こういうことが、日常生活でもたくさん起きるのだ。

 「前にテレビで見たんですけどね。指をピストルの形にして『バーン!』と言って人に向けるでしょ。東京では、それに応えてくれる人はほとんどいません。バカにしたような目をされるだけ。ところが大阪でやると百発百中、倒れてくれます。それもいろんなバリエーションで。ばったり倒れる人もいれば、弾をつかんで投げ返す人もいる。人によってオチが違うんです」

と、佐奈さんは語る。最近、やっとこうした大阪人の特性が理解できるようになったそうだ。

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Profile
ひきたよしあき
ひきたよしあき
博報堂クリエイティブプロデューサー。早稲田大学卒業後、博報堂に入社。クリエイティブ局で、CMプランナー、クリエイティブ・ディレクターを経て現職。明治大学で教鞭をとるかたわら、朝日小学生新聞にコラムを連載。年間約1000本のコラムをfacebookに投稿し、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。著書に、「あなたは言葉でできている」(実業之日本社)「ゆっくり前へ言葉の玩具箱」(京都書房)。facebook:www.facebook.com/yohikita
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