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芸人かアーティストか 野性爆弾・くっきーって何者?

2018年4月7日

渡辺直美、ロバート秋山に続く、「アーティスト型芸人」

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 最近テレビで見ることが多くなり、徐々に知名度を上げている野性爆弾のくっきーさん。個性が強く、独自の地位を築いている彼は、一体どんな人物なのでしょうか? お笑い評論家のラリー遠田さんが解説します。

野性爆弾・くっきーさん 写真/吉本興業

 2017年の春頃からじわじわと人気を伸ばしているのが、野性爆弾のくっきーさんです。ネタ番組からトーク番組まで幅広い種類のバラエティー番組に出演するようになってきました。テレビに出るたびに、ちょっと不気味で目が離せない異様なパフォーマンスを披露して、見る人を圧倒しています。

 くっきーさんはデビュー当初からずっとあの特異な芸風を貫いてきました。やっていることは以前とそれほど変わっていません。もともと同業者である芸人たちからの評価は高かったのですが、下ネタやグロテスクなネタが多いのも災いしたのか、なかなか世間に認められない時期が長く続いていました。くっきーさんがここ1年ほどでブレークしたのはなぜでしょうか?

 その理由は大きく分けて二つ考えられます。一つは、東京のテレビ業界にくっきーさんの理解者が増えたということです。野性爆弾はもともと大阪を拠点に活動していました。ここ数年、千原ジュニアさん、小籔千豊さんなど、くっきーさんが大阪時代に親しくしていた先輩芸人が全国区でも活躍するようになり、数多くのバラエティー番組に出るようになりました。

 彼らは、くっきーさんの才能を高く評価していて、その面白さを引き出す方法をよく分かっています。実力のある先輩芸人がくっきーさんの不可思議なパフォーマンスに腹を抱えて笑っているのを見せられると、視聴者もそれを自然に面白いものとして受け入れて、楽しめるようになるのです。

 また、テレビを作る人たちも、そんな様子を見て少しずつくっきーさんという素材の生かし方を考え始めるようになりました。いわば、未知の食材を与えられたシェフのようなものです。「この食材はどういうふうに料理すればおいしくなるのだろう?」と興味をそそられて、制作者がそれぞれ違ったアプローチでくっきーさんの面白さを番組に生かそうとしています。

 最近のくっきーさんのテレビ出演の中でも最も印象的だったのは、テレビ東京で放送されていた「ドラマ25『MASKMEN』」です。これは、くっきーさんが人印(ピットイン)という謎の覆面芸人をプロデュースするという設定のドキュメンタリードラマです。第1話で人印を演じるのが俳優の斎藤工さんであることが明かされました。くっきーさんの作り出す笑いの世界に必死で食らいついていこうとする斎藤さんの奮闘ぶりが心に残ります。

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Profile
ラリー遠田
ラリー遠田
作家・ライター/お笑い評論家。執筆、講演など多方面で活動。お笑いオウンドメディア「オモプラッタ」の編集長を務める。「イロモンガール」(白泉社)の漫画原作、「なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?」(コア新書)など著書多数。
ウェブサイト:ラリー遠田公式サイト
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