• ビジネス
  • xTECH
  • クロストレンド
  • 医療
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

平成ノブシコブシ 度々の解散、貧乏、挫折を越えた今

2018年3月24日

賞が無くても、じわじわとブレークした平成ノブシコブシ

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

 今ではテレビで見ない日はないほど人気となったお笑いコンビ・平成ノブシコブシ。実は、賞レースでの優勝や、バラエティー番組に大抜てきされるなど、ブレークのきっかけとなるものは特に見当たりません。このコンビの売れ方を、お笑い評論家のラリー遠田さんは「長い間とろ火でじっくり煮込んでいて、ようやく味が出てきたようなもの」と例えます。一体どういうことなのでしょうか。

平成ノブシコブシの吉村崇さん(左)、徳井健太さん(右) 写真/吉本興業

 テレビで人気がある芸人の多くは、もともとは賞レースで優勝する、コント番組のレギュラーに選ばれる、ネタ番組で特定のギャグやキャラクターが注目されるなど、何らかの大きなきっかけがあって飛躍的に人気を伸ばし、現在の地位を築いています。

 ところが、平成ノブシコブシの二人にはそれがありませんでした。今や、吉村崇さんは数多くのバラエティー番組に出ている人気芸人であり、相方の徳井健太さんも深夜番組を中心にその持ち味を発揮し始めています。

 ただ、彼らは何か一つの大きなきっかけがあって今に至っているわけではありません。テレビに出始めたのは比較的早かったのですが、そこから頭一つ抜け出せない時期が長く続いていました。そして、ようやく数年前から本格的にテレビに出る仕事が増え始めたのです。料理で例えると、長い間とろ火でじっくり煮込んでいて、ようやく味が出てきたようなものです。彼らが歩んだ道のりを簡単に振り返ってみたいと思います。

度々の解散、貧乏生活、挫折…パッとしなかった若手時代

 吉村さんと徳井さんは芸人養成所「NSC東京」の5期生でした。二人とも別の人とコンビを組んで何度か解散を経験していて、卒業時にはそれぞれ一人きりでした。焦りを感じた彼らは余り物同士で何とかくっついてコンビを結成しました。お互い、相手には何の期待もしていなかったそうです。

 初めての打ち合わせの際、徳井さんは髪の毛をオレンジ色に染め、夏なのにウインドブレーカーを羽織って現れました。その姿を見て吉村さんは、これからうまくやっていけるのかどうか不安を隠しきれなかったそうです。

 若手時代から徳井さんは仕事がなくても自分でバイトなどで稼ごうとはせずに、ひたすら借金を繰り返し、交際相手の女性に生活費を出してもらうヒモ生活を続けていました。

 平成ノブシコブシが世に知られた最初のきっかけは、「やりすぎコージー」(テレビ東京)で吉村さんが上半身裸で脇を鳴らすという特技を披露したことです。この芸で吉村さんはいくつかのバラエティー番組に出るようになりましたが、本格的なブレークには至りませんでした。2007年にはフジテレビの深夜のコント番組「コンバット」のレギュラーにも選ばれたのですが、結果を残せないまま番組は終わってしまいました。ここで二人は大きな挫折感を味わいました。

この記事をSNSにシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebookでシェア

Facebookコメント

※Facebookのコメント機能は、Facebookのソーシャルプラグイン機能を用いて実現してい ます。本機能、およびコメントの内容について、日経ウーマンオンラインは一切の責任を負い ません(日経ウーマンオンラインからのコメントを除く)。また、コメントを非表示にしたり、機能を停止することがあります。

Profile
ラリー遠田
ラリー遠田
作家・ライター/お笑い評論家。執筆、講演など多方面で活動。お笑いオウンドメディア「オモプラッタ」の編集長を務める。「イロモンガール」(白泉社)の漫画原作、「なぜ、とんねるずとダウンタウンは仲が悪いと言われるのか?」(コア新書)など著書多数。
ウェブサイト:ラリー遠田公式サイト
関連キーワードから記事を探す
エンタメ

Topics

CloseUp

WOL Selection

PAGE TOP

ログインしていません。

  • ログイン
  • 無料会員登録

Pickup

Focus

最新刊のご案内

仕事を楽しむ 暮らしを楽しむ日経ウーマン 10月号

もっと健康に、もっと美しく日経ヘルス 10月号

働くママ&パパに役立つウェブマガジン日経DUAL 9月号

まんがで分かる!やせる食べ方

毎日がラクになる片づけルール

日経ウーマンオンライン おすすめの本

日経ウーマンオンライン

広告をスキップ