なぜこれほどまで話題に?

 その後、2月26日放送の「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」では「二匹目のサンシャイン斎藤グランプリ」という企画が行われました。

 斎藤工さんの二匹目のどじょうを狙って、タレントのJOYさん、映画評論家の有村昆さん、元プロボクサーの亀田大毅さんなど個性豊かなメンバーが全力で自己紹介ネタに挑んでいました。

 2月28日に放送されたピン芸日本一を決める大会「R-1ぐらんぷり2017」(関西テレビ・フジテレビ系)でも、サンシャイン池崎さんは敗者復活を果たして決勝に進み、最終3組にまで勝ち残っていました。

 いまや飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍を続けているサンシャイン池崎さん。なぜこれほどウケているのか?

 それは、とにかく明るく元気に大声で叫ぶ、というシンプルな芸風が人々の心に刺さったからでしょう。

 今やお笑いの世界は飽和状態にあります。あらゆる種類のネタやパフォーマンスが日々開発されており、もはや誰も考えていないような新しい芸を一から生み出すことはほとんど不可能になっています。

 そんな中で、サンシャイン池崎さんは、とにかくハイテンションで全力で叫ぶ、という芸風を貫いていました。

 これはいかにも簡単そうに見えますが、3~4分のネタの中で、ずっとハイテンションを保っているのは容易なことではありません。