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男性上司の意識改革で女性のパワーを引き出す

2016年3月23日

OKIのダイバーシティ 1000人以上が参加する管理職研修とは?

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13年末にダイバーシティ推進室を設置し、女性活躍推進活動をスタートさせたOKI。代表取締役社長の川崎秀一氏が強くコミットメントすることで、スピーディーに施策を展開している。女性の視点も取り入れて、マーケットインの発想で行動する職場を増やし、イノベーションを起こすことが必要だと説く、川崎社長の女性活躍推進にかける思いとは?

多様な人材の活躍でイノベーションを起こす

1970年 早稲田大学卒業。同年沖電気工業入社。99年NTT営業本部長。2000年 ネットワークシステムカンパニーVP(バイス・プレジデント) 。01年執行役員 。04年 常務執行役員 ・ネットワークシステムカンパニープレジデント。05年営業推進本部長 。同年常務取締役。08年情報通信グループ金融事業グループ長。09年4月代表取締役副社長 。同6月代表取締役社長執行役員

――OKIの中期計画における人材戦略の重要なトピックスの一つとして、女性活躍が置かれています。なぜ今、女性活躍推進が必要なのか、教えていただけますか。

川崎社長(以下、川崎):女性をはじめ、多様な人材が活躍できる職場をつくることは、企業の成長にとって重要だと考えています。創業して134年になりますが、これまで日本のマーケット、日本のルールの中で事業を継続してきた。しかし、大きく時代が変化していく中で、従来通りのやり方をしていては生き残れない。イノベーションを起こしていかないといけません。そのためには、男性を中心とした組織ではなく、女性をはじめとする多様な人材が活躍できる職場をつくり、多様な経験、知識、アイデアを生かすことが必要です。

――女性活躍を人権や福利厚生の文脈で語るのではなく、企業が生き残るための経営戦略であるということですね。果たして、女性活躍でイノベーションは起こるでしょうか。

川崎:いくつか事例が出ています。 例えば、当社初の4色+特色1色の5色印刷を可能にしたプリンタ『MICROLINE VINCI』シリーズのプロジェクトマネジャーは女性です。彼女はもともと営業でマーケティングを担当していましたが、お客様の声をもっとモノ作りに反映したいと、自ら希望して開発部に異動。新商品開発に携わり、世の中にないものを作りました。

 また、SEのプロジェクトマネジャーの女性社員は、男女比率が半々で、育児短時間勤務中の社員がいるチームを率いていますが、以前、大きなプロジェクトを非常に短い納期でやってほしいというお客様の要望を受けました。その際、チーム内の多様な働き方を尊重しながら、従来の仕事の進め方、やり方を変革することで、当初無理だと思われたプロジェクトを無事成し遂げることができました。

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Profile
麓 幸子
麓 幸子
日経BPヒット総研所長・執行役員
1962年秋田県生まれ。1984年筑波大学卒業。同年日経BP社入社。2011年12月まで5年間日経ウーマン編集長。2012年よりビズライフ局長に就任、日経ウーマンや日経ヘルスなどの媒体の発行人となる。2014年より現職。
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