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 99Uライターでプロダクティビティ・エキスパートのCarson Tate(カーソン・テイト)は非常に興味深い問いを投げかけています。それは「自信がある人の方が生産的なのか?」というものです。

 そもそも自信とはなんでしょうか? それは自分の能力(何かを実現する力)を信じることと言ってもよいかもしれません。

[引用]オハイオ州立大学の心理学教授リチャード・ペティは何十年も「自信」について研究をしてきた経歴を持つが、彼は自信を「考えを行動に変換するもの」と定義している。なぜか?まず自信は、自分の考えを「自分にはこれができる」という判断に変換することを可能にし、さらにその判断を行動へとつなげていくものだからだ。

 私たちは基本的に「何かができる」という見込みがあるからこそ行動します。そしてその「できる」という見込みを後ろ盾してくれるのが自信なのです。何かが実現できるという前提で行動すると、物事はどんどん進んでいきますから自信がある人の方が生産的であると言えるのです。

  (次ページ:とはいえ、「自信過剰」はどうなの?「自信がない」とどうなる?「いい状態」をつくるための「3つの方法」とは?)