1.「今日が最後の日だと思って行動する」

 この言葉は後悔しないためにもあれこれ考えず自分のやりたいことを思い切ってやろうということですが、「今日は天気がいいので外で長めの休憩を」といったことは通用しません。独自の目的を持つフリーランサーは、特に長期的なプランを見据えて行動することが必要です。つまり、やりたいことを見つけ、それに踏み出すまでの過程においてならこのアドバイスは適切ですが、ある目標に向けて何かをする時はそれに徹底的にコミットする姿勢がなければいけません。

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【引用】「未来のことはすぐに現在のことになりますし、「今」タスクに取り掛からなければ、プロジェクトは先に進みません。時には気が向かなくても、天気が良くてもぐっとこらえて仕事に集中する必要があるのです。」
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2.「大変な仕事でなければやる価値がない」

 「適材適所」という言葉がありますが、自分の能力に合った仕事選びも重要です。Haimoffはこれに関して自身の体験談を紹介しています。

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【引用】「大学時代、私はずっと投資銀行に務めることを目指していました。経済学の授業を履修し、手当たり次第銀行や金融関係の企業や組織に履歴書を送りました。与えられた内容を理解するのにとても苦労していましたが、もっと得意なことをやるべきだと気付くまでに何年もかかりました。どの業界も競争はありますが、今の業界なら自分でも成功するチャンスがあると思っています。」
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3.「技術の世界とビジネスの世界はまったく別ものである」

 フリーランスはデザイナーやライターなど、専門的な技術を持った人が多いですが、本業と「ビジネス」の側面を切り離して考えるのはナンセンスです。フリーランスの場合、メインの仕事以外のタスクもきわめて重要になってきます。

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【引用】「…ネットワーキングや営業を徹底的にやる必要があります。得意、不得意には個人差がありますが、ビジネスの側面は決して悪ではありません。また、拒絶されること、交渉、支払いの催促など本業に比べれば決して楽しいとは言えないこともやらなければいけません。」
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