「無理」と思ったら家族や友達に助けてもらおう
しかし、こんな状況で必要なのは忍耐力でも体力でも我慢でもなく、「大丈夫」と思っていったん「諦める」こと。
膨大な仕事を前にしてお尻に火が付いた自分を落ち着かせ、仕事を早々に切り上げる思いきりが重要なのです。
つまるところ、必要なのは切り替え力。疲れたら心も体もお休み。なんとも単純なことですが、これがなかなかできない。できない理由は「こわい」から。
でも周囲からしてみれば、結果が同じであれば、徹夜しようが4時間で仕上げようが関係ないんです。どうせ同じ作業をやるならいい状態でやりたくありませんか?
しかし、途中で諦めるなんて、余裕のない心にはけっこう難しいんです。本当のところ不安に押し潰されるくらいなら、無理してでも長時間仕事をした方がラク。
息抜きがどうしても難しいなら、家族や友人に力を借りてください。そこは頑張らなくてよろしい。
帰る時間になったらメールしてもらうとか、「ああ! もっとやらねばー」と焦った時に電話してみるとか、要領がいい先輩にアドバイスをもらうとかそんなことです。
頑張りグセも何年もかけて築き上げたとしたら、それを息抜きグセに変えるのも時間がかかる。活用できるサポートは大いに活用してください。求めれば、みんな案外助けてくれます。