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大事な決断では、直感に頼ってはいけない

2016年2月11日

科学が証明した、私たちの判断メカニズムの落とし穴

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「働き女子の味方! 目からウロコの仕事ハック」では「アイデアを実現するためのカリキュラム」の提供を目的としたブログ99U記事を紹介しています。仕事に関するさまざまなノウハウを取り上げた本サイトでは仕事効率化、モチベーション、失敗の対処法、メール術、体調管理など幅広いテーマをカバー。仕事にまつわる様々なテーマを学問的な知見を交えながら分かりやすく解説。常識を覆すユニークな視点で書かれた記事が魅力です。

 私たちは日々数え切れないほどの決断をしています。時には将来を大きく左右するような重要な決断を迫られることに直面します。それは転職、結婚、出産といったビッグイベントから、仕事で最適な人材やアイデアを採用するといった判断かもしれません。

 しかし、残念ながら人間の判断力はまったくというほど当てになりません。心理学ではこれを「認知バイアス」と呼んでいます。実際に私たちの判断は無意識のうちに感情や周囲の意見など影響され歪められていることが多々あります。プラシーボ効果などもその一例です。

 特に将来の予測は私たちの大きな弱点のようです。私たちが何か大きな変化を伴う決断をしたがらないのは、その変化がマイナスな結果をもたらし、それが恒久的に続くと考えがちだからだと言われています。真っ暗な未来がずっと続くことを想像し「転職をやめよう」と考えたあなたは、このバイアスにかかっているかもしれません。

 となると私たちに的確な判断は可能なのでしょうか? 実際に決断をする際にはどういったことに注意すべきなのでしょう? 事前に自分のバイアスを知っていれば状況をより正確に把握することができ、結果的に正しい判断に行き着くことができます。今回は科学的証拠に基づいた決断する際に覚えておくべき五つのポイントを見ていきましょう。

1. 他人の体験談は貴重な判断材料

 上記でも触れたように将来を予測することにおいて私たちはまったく頼りになりません。

[引用]未来の状況がどう精神的に影響をするかについて私たちはまったくと言っていいほど正確な予測ができない。これには心理学者たちが「感情的予測」と呼ぶ現象が関係している。私たちは一般的に将来のことを良くも悪くも過大評価する傾向にある。ずっと先延ばしにしてきた決断にやっと踏み切った後のことを思い出してみよう。ことが終わった後「そんなたいしたことではなかった」と思ったのではないだろうか? この視野狭窄に自分の将来を予測する能力へ過剰な自信が加わることによって、私たちは同じ経験が他の人にどのように影響したかという情報に見向きもせず、直感的に自分の予測のみに頼ってしまうのだ。特に人生の大きな決断をする際にこういった傾向が顕著に出る。

 つまり、私たちは将来に対して最高のシナリオを予測するか、最低のシナリオを予測するかのどちらかをしてしまいがちなのです。自分の予測が頼りにならないとなると、頼るべきは他人の体験談です

[引用]研究でも証明されているように、ある道を選んだ先で直面する精神状態を知りたいのなら、自分のバイアスを認識した上で、友人や知人が自分が今迷っている決断をした結果どのような感情を持ったかを尋ねることが最適である。

 キャリアパスを選ぶ際などでは、既にその道を歩んでいる人に話を聞くことは大変有効です。例えば違う業界で働こうと考えているのであれば、その業界に転職した人に話を聞くとよいでしょう。

 自分がなんでも知っていると思い込まないように。あくまでも体験談を頼りにしましょう。もう一度繰り返します。未来の予測に関しては自分の判断を当てにしないこと。

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Profile
相磯展子(あいそ のぶこ)
翻訳・通訳者。アート専門の翻訳、通訳、プロジェクトの企画運営などを行うArt Translators Collective副代表。ネイティブレベルの英語力を活かし、書き手・話者の視点に寄り添う翻訳・通訳に定評がある。美術館、財団、雑誌などの出版物の翻訳、ウェブメディア記事の翻訳・執筆のほか、イベントやシンポジウム等の通訳や海外とのコレスポンデンスなども行う。
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