長時間のパソコン仕事で寿命が縮む

 長時間に渡るデスクワークは健康に害を及ぼすだけでなく、寿命も縮まるといわれています。しかも、それは日頃の運動で防げるものではありません。どういうことかというと、「確かに毎日長時間座っているけど、定期的に運動しているから大丈夫よ」というものではないということです。

 ある研究では、長時間座っていることが癌、心臓血管の疾患、糖尿病になるリスクが上がるだけでなく、寿命が縮むことが指摘されています。そして、 推奨されている運動量を満たしている人でも、健康リスクは高まります(*1)。長時間座り続けることの害について、これまで数々の研究結果が発表されてきています。その結果、立ったまま仕事ができる「スタンディング・デスク」などが話題になりました。

 これだけでもデスクでパソコンにかじりついていることがいかに有害かが分かります。しかし、長時間のパソコン作業の問題はこれだけではありません。