「働き女子の味方! 目からウロコの仕事ハック」では「アイデアを実現するためのカリキュラム」の提供を目的としたブログ99U記事を紹介しています。仕事に関するさまざまなノウハウを取り上げた本サイトでは仕事効率化、モチベーション、失敗の対処法、メール術、体調管理など幅広いテーマをカバー。仕事にまつわる様々なテーマを学問的な知見を交えながら分かりやすく解説。常識を覆すユニークな視点で書かれた記事が魅力です。

 年が明けて多くの人がすることーそれは新年の抱負を立てることでしょう。新たな気持ちで迎える新年は色々なことへの期待が膨らむ時期でもあります。

「今年こそ、本当にダイエット!」
「整理整頓!」
「結婚!」
「朝活実行!」

 新年を迎え、99Uはこのポピュラーな習慣にある疑問を投げかけています。それは「新年の抱負は時間の無駄なのでは?」という問いです。今回は99Uスタッフが行ったディスカッションでの意見をピックアップし、新年の抱負に潜む落とし穴を明らかにしていきます。

何もしなければ新年の抱負は無駄

[引用]第一ステップに抱負を決めるということがあるが、それは目標を実行する勢いを得るいいチャンスである。しかし、問題は必ずしも目標設定をすることにあるのではない。むしろ、実際に行動することにあるのだ。何もしなければ目標設定や決意は時間の無駄である。

 まさに多くの人がこの問題につまずいています。あなたもここ数週間、いやここ数日のうちに立てた計画が頓挫していませんか?

「欲張りな」目標設定が失敗を招く

 なぜ新年の抱負は継続しないのでしょうか? その理由はいくつかあります。その一つが目標の立て方の問題。多くの人が現実的ではない目標を立て、自らを失敗に導いているのです。私たちはすぐに結果を求めそこに至るまでのプロセスを度外視しがちですが、こういった姿勢から生まれる「欲張り」は裏目に出るのです。

[引用]取り組もうとしていることが多すぎる場合も[目標設定や決意は無駄に終わる]。多くの人が現実的ではない目標を立ててしまうか、もしくは特定の数値・基準に到達することに固執してしまうために行動段階で失敗を目にする。[…]なので、過激なジュースダイエットで10kg痩せる目標を立て、普通の食事に戻った瞬間にリバウンドするよりかは、週に4回運動すると決めダイエットする方が効果的かもしれない。後者のやり方の方がより柔軟で、大きな視野の中で立てられた目標を達成するため、長期的なスパンでの行動を変えていくことが重視されている。

 もちろん大きな目標であればあるほど期待は高まりますが、手に届かない目標はやる気を削いでしまいます。長期的な計画を立て、毎日小さな一歩を踏み続けることが重要です。