恋をした愛子さん、好きな人を前にしてこんな発言

 愛子さんは、おっちょこちょいで冗談がきついところもありますし、挙動不審な感じもあります。でも、向島電機が閉鎖になるときには、自分の就職を差し置いて、みね子たちの再就職先を探して回りました。

 その後、みね子は愛子さんとその年の正月を一緒に過ごすことになります。実家に帰れないみね子と(結局、愛子さんの計らいで実家に帰ることになるのですが)、行く当てのない愛子さんの孤独が強く感じられたシーンです。

 筆者としては、愛子さんにこそ、どんな形であれ、幸せになってほしいと強く思いました。

 みね子がすずふり亭に就職したことで、めっきり登場しなくなった愛子さん。ですがなんと、佐々木蔵之介さん演じるすずふり亭の料理長に一目ぼれしたことで、再び登場することになり、みね子の暮らすあかね荘の住人になってしまいました。

 しかも愛子さんは、好きな料理長を前にして「まだしゃべらないでください。今はなんていうか、スターに恋してるみたいな感じなので、離れて見てるほうがいいんです。シェフ様って感じで、調理場というステージにいる、スターに恋してる感じなわけです。まだそれでいいんです、今それが楽しいんです」と言って、料理長をポカーンとさせていました。

 この発言は、アイドルなどに対するファン心理を持つ視聴者の共感を呼びました。