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人生100年時代に備える「リカレント教育」の大切さとは

2018年10月3日

大学制度や支援も充実 学び直しで自己成長につなげよう

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 こんにちは、「ワークルールとお金の話」の佐佐木由美子です。政府の「人生100年時代構想会議」において、人生100年時代を見据えた人づくりのあり方が議論され、6月に「人づくり革命基本構想」が掲げられましたが、その重要施策の一つとされているのが「リカレント教育」です。これからの時代を生き抜く女性たちにとって、リカレント教育は重要なキーワードと言えます。今回は、この「リカレント教育」の重要性について解説します。

リカレント教育とは?

 リカレント(recurrent)とはもともと、循環する、回帰するといった意味の言葉です。一方、「リカレント教育」というと、学校教育を終えて社会人となった後に、学び直してまた就労するというサイクルを繰り返していくことをいいます。

 日本では、学校を卒業すると一斉に就職し、正社員として長期雇用を前提とした働き方が一般的なものと考えられていました。仕事に必要な知識やスキルは、OJT(On-the-Job Training)という形で、企業内で習得していくのが通例であり、「社会人になってからもう一度教育機関で学び直す」という発想はなじみにくいものでした。

 しかし、人生100年時代といわれ、変化の激しい時代に適応するためには、人生の初期に施した教育だけでは知識やスキルが陳腐化し、通用しなくなってしまうリスクがあります。そのため、一度身に付けた職業能力を更新し、新しい技術や知識を学び直し活用することで、キャリアアップやキャリアチェンジを図っていくことがますます大切になってくるのです。

「人生100年時代」の到来。一度身につけた職業能力を更新し、新しい技術や知識を学び直すことで、キャリアアップにつなげることが必要です (C)PIXTA

 リカレント教育には、学び直しと就労とを交互に行うやり方もありますが、企業で働きながら学んだり、仕事だけでなく生きがいのために学んだりする場合も含めて、広く解釈されています。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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