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チャットツールが広まる一方、私的な内容は許される?

2018年9月19日

過度の私的チャットは「懲戒解雇」の理由となる場合も…

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 こんにちは、「ワークルールとお金の話」の佐佐木由美子です。近年、ビジネスの現場でもチャットアプリを利用して業務を進めるスタイルは珍しくありません。しかし、それで困っているという亜沙美さん。いったい何があったのでしょうか?

エスカレートするチャットタイム…どう対応すべき?

 亜沙美さんの会社では、昨年から会社支給のパソコンにチャットアプリを導入して業務を行うようになりました。チャットアプリでは、同時に複数人とのメッセージのやり取りも気軽にでき、案件ごとにタスクを管理できるなど、情報共有に優れています。円滑なコミュニケーションを図るためにも、今では欠かせないツールとして社内で活用されています。

 しかし、亜沙美さんはこのチャットアプリが導入されたことで、困っていることがありました。それは、同じ部署の先輩女性が、仕事中に私的なチャットを繰り返していることです。

 もちろん業務でも使用している様子ですが、同時に特定の社内の人間とやり取りを繰り返しているようでした。PC画面に向かってニヤニヤしたり、独り言を言ったりすることが増え、ある時にパソコン画面が見えてしまった際に、そうした行為を日常的に行っていることが分かりました。どうやら、その先輩女性は社内の男性社員に好意を寄せているようで、その男性社員とのチャットを繰り返していたようです。

先輩女性が私的チャットを繰り返しているよう…。でも、職場での私的チャットはどこまで許される? (C)PIXTA

 最近では、先輩のチャットがエスカレートして、電話や受付対応がおろそかになるなど、業務に支障が出るように……。結局、亜沙美さんがカバーしなければならず、不満が募ります。けれども、年の離れた先輩に対して、面と向かって注意することはなかなかできません。上司もこの状況に全く気付いていないようで、注意する気配すらありません。

 こうした毎日がこれから続くかと思うと、やる気も出ませんし、亜沙美さんは会社へ行くのがおっくうで仕方ありません。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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