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働き方の多様化で勘違いする問題社員

2018年5月9日

労働時間の自由はどこまで認められる?

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 こんにちは、「ワークルールとお金の話」の佐佐木由美子です。近年、働き方は多様化しているとはいえ、労働時間は会社によってさまざまです。早百合さんの職場では、最近おかしな働き方をする人がいるというのですが……。

前職のルールを持ち込む問題行動

 早百合さんの会社は、広告制作やホームページ制作を担う企業で、最近業績が伸びていることから、中途採用を積極的に行っています。

 比較的自由な社風で、デザイナーなど一部の職種についてはフレックスタイム制が認められていますが、早百合さんの所属する管理部門は午前9時から午後6時の定時制。これは顧客対応があるためで、朝から電話を受けることも多い部署です。

 そんな職場に、最近中途で入社してきた舞香さん。仕事は手際よくこなし、ハキハキと自分の意見を主張するタイプのアラサー女性です。早百合さんは頼りになる同僚が入ってきてよかったと、最初のうちは思っていました。ところが、入社3カ月目ごろから、舞香さんがたびたび遅刻をするようになったのです。1時間遅れてきた日は、1時間遅く仕事をして帰る、といった感じでした。

 しかし、あまりにもその勤務態度が目に余るので、早百合さんが舞香さんに、遅刻が多いことを指摘すると、反省するどころか開き直って反論してきたのです。その内容は、「前職はフレックスタイム制で、働く時間は自分である程度決められた。仕事も慣れてきたし、1日8時間はきっちり働いているから問題ない」というものでした。

 早百合さんの所属する部署はフレックスタイム制が認められていません。8時間働くからいい、といっても、朝の仕事をフォローするのは早百合さんをはじめとする別のスタッフたちです。迷惑を掛けているという認識もなく、身勝手に働いている舞香さんの行動は、同僚からも反感を買ってしまい、次第に疎外されるように……。

 他の部署ではフレックスタイム制が実施されていることもあり、そうした働き方をしていても、あまり目立たないのかもしれません。しかも、遅刻したとしても、その分多く働いて1日の所定労働時間を満たしていれば、早百合さんの会社では給与は同じだけもらえる仕組みです。

 早百合さんたちは、やたら前職のルールを持ち出して身勝手な振る舞いをする舞香さんに納得がいきません。このように、自分の都合で働く時間を変えてしまうことに問題はないのでしょうか。

前職のルールを勝手に持ち込んでもいいの? (C)PIXTA

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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