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「経歴詐称」で、人生を棒に振るリスク

2016年3月29日

職歴や学歴、資格を偽り、採用取り消しや懲戒解雇となることも

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 こんにちは。「ワークルールとお金の話」の社会保険労務士 佐佐木由美子です。テレビやラジオで活躍していた某人気コメンテーターの経歴詐称問題、ニュースでご覧になった方も多いのではないでしょうか。今回は、職場における経歴詐称について考えてみましょう。

甘い気持ちが大問題になることも

 希望の会社に入社するために、「ちょっとごまかして履歴書を書いてしまった」という方がいました。本人としては、まったく悪気はないのでしょうが、こうした行動がのちに大きな問題に発展することがあります。

 採用選考時に提出する履歴書や職務経歴書の記載また採用面接において、学歴や職歴等を偽って申告することを、「経歴詐称」といいます。

 私もこれまで、経歴詐称についてのご相談を受けましたが、軽微なものから「よくここまで書けるとは…」と驚くものまで、様々なケースがありました。その一例を挙げると次のとおりです。

大学中退を大学卒業と詐称

まったく本人と関係のない、有名○○大学卒業と詐称

インターンで2週間いた会社に、1年半勤務したと詐称

マネージャー経験がないのに、管理職であったと申告

前職の給与を大幅に上増して申告し、高額の給与を要求

TOEICスコア、実際は700点を930点の上級レベルと申告

やったことのない職歴を記載

前職の解雇を自己都合退職と記載

1~3カ月程度の短い職歴が複数あるのを秘匿

年齢を5歳若くして申告

派遣社員の雇用期間を正社員と記載

 細かく挙げればきりがありませんが、かなり大胆に虚偽の申告をしているケースもあり、犯罪歴を隠していたという話も耳にしたことがあります。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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