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慰留されて会社を退職できない悩みの解決策とは

2016年4月5日

「退職届」と「退職願」に違いはある?

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 こんにちは。「ワークルールとお金の話」の社会保険労務士 佐佐木由美子です。転職を決意して会社に退職を申し出たところ、引き留められて身動きが取れなくなってしまった…という千晴さん。今回は、退職の流儀について、考えてみましょう。

退職は認めない、の一点張り

 以前、直属の上司だったN氏に誘われ、N氏が立ち上げた会社で働くことになった千晴さん。あるときは秘書として、あるときは営業補佐として、様々なシーンで誠実にサポートをしてきました。一般の女性事務職と比べると、かなり優遇された給与をもらい、仕事をした分だけ評価される環境にも満足していました。

 ある程度ビジネスが軌道に乗ってくるにつれ、社員数も徐々に増加。千晴さんの残業時間はもともと多かったものの、人数が増えてさらに忙しくなっていきました。N氏が起業して3年が経った頃、千晴さんの疲れはピークに達し、もう少し落ち着いた職場で、これからのキャリアを考えたいと思うようになりました。

 時を同じくして、社内で何かともめごとが増えるようになりました。「社長がワンマンでやりきれない」「あれはパワハラじゃないか?」といった具合に、経営陣に対する不満が爆発して、古株の社員が次々と辞めていってしまったのです。

 そうしたときに、知人から「今、人材を探している良い会社がある」と聞き、何気なく話を聞いてみると、まさに自分がやりたいと思っていた業務内容でした。そこで、紹介を受けて面接を受けたところ、トントン拍子に採用が決定。新しい仕事に胸がときめく一方、重くのしかかってくるのは、今の会社を退職しなければならないということです。千晴さんはN氏に何といわれるか、不安でいっぱいでした。

 勇気を出して「退職願」を提出。来月いっぱいで退職をしたいと申し出たところ、激高したN氏は、退職願をビリビリに破り棄て、「退職なんて、絶対に認めない」と言い放ちました。あまりの迫力に、おびえる千晴さん。しかし、採用が決まっている以上、何とかして退職を認めてもらいたいと、それからも千晴さんはN氏に何度も辞める決意は変わらないことを伝えました。するとN氏は、今の体制を立て直して新しい人が来るまで、あと半年はこの会社にいてほしい、と千晴さんの退職を慰留するのでした。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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