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入社してから後悔しないために、絶対確認しておきたいこと

2016年3月22日

転職活動で内定を受けても、冷静な判断が大切

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 こんにちは。「ワークルールとお金の話」の社会保険労務士 佐佐木由美子です。転職活動をしていて、希望する会社から内定を受けたら、誰しも嬉しいものでしょう。すぐにでも入社したい! と思うかもしれませんが、ちょっと待って。そういうときこそ、冷静になることが大切です。

スムーズな転職活動

 残業が多い職場に勤めて体調を崩し、精神的にとても苦労した花梨さん。マネージャ経験もあり、十分なスキルはありましたが、退職後は残業のない職場で一担当者として、じっくりと腰を据えて働きたいと思っていました。

 転職エージェントに登録したところ、幾つかの企業から早速オファーが。とりあえず採用面接を受けたところ、今までの実務経験が高く評価され、すぐに内定をもらえました。「退職予定者と引継ぎをしてもらいたいので、来週から来てほしい」と言われ、あっという間に入社日を迎えました。

 会社は30人程度のアットホームな雰囲気で、面接時の担当者も上司となる人も優しそうな感じです。しかも、「年次有給休暇の消化率は100%、残業は無し」という条件も魅力で、「きっとうまくやっていけるだろう」と思いました。

 しかし、花梨さんはひとつ不安がありました。それもそのはず、どのような労働条件で契約するのか、具体的に明示されていなかったのです。面接時に給与の希望額を聞かれたので、金額はお伝えしましたが、「その額を支払う」とも約束はされていません。詳しい労働条件が曖昧なまま、入社してしまいました。

 気のいい花梨さんも、さすがにこの状況はよくないと思い、書面で労働条件を確認したい、と人事に伝えました。すると、入社して3日後に、簡単に労働条件が書かれた紙をもらいました。

 そこには花梨さんが希望する金額とほぼ変わらない給与額が書かれてありましたが、残業代込みというただし書きがあります。また、年次有給休暇の日数は、前職の会社と比べるとかなり少ないと思いましたが、会社によって日数は違うと聞いていたので、「こんなものかな?」と特に気にすることもありませんでした。

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Profile
佐佐木 由美子
佐佐木由美子(ささき・ゆみこ)
人事労務コンサルタント・社会保険労務士。中央大学大学院戦略経営研究科修了(MBA)。米国企業日本法人を退職後、社会保険労務士事務所等に勤務。2005年3月、グレース・パートナーズ社労士事務所を開設し、現在に至る。女性の雇用問題に力を注ぎ、働く女性のための情報共有サロン【サロン・ド・グレース】を主宰。著書に「採用と雇用するときの労務管理と社会保険の手続きがまるごとわかる本」をはじめ、新聞・雑誌等メディアで活躍
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