こんにちは。毎週「お見合いおじさんは見た! 」のコラムをお届けしているライターの大宮です。僕はほぼ毎月、スナック大宮という読者交流会を東京もしくは愛知で開催しています。お客さんの大半は本連載を読んでいて、一緒に飲みながら感想や意見を言ってくれたりするのです。

 そのおかげで、このコラム執筆も友人知人に一斉送信の長文メールを丁寧に書くような気持ちで臨めています。僕はフリーライターになって15年目を迎えようとしていますが、仕事でこんなに親しげな気持ちになれたのは初めてです。この場を借りてみなさんに感謝します。

 嬉しさのあまり、今日はお見合い活動から脱線しちゃいますね。スナック大宮でお客さんたちの様子を眺めていると、社交的な性格でいろんな人とすぐに仲良くなる方とそうでない方がいることがわかります。後者の場合は、その場に好きな雰囲気の異性がいたとしても弾むような会話で親しくなっていくことにスカイツリー並みの高いハードルを感じるようです。

 僕がおすすめしたいのは、LINEや携帯アドレスだけでなく、パソコンのメールアドレスを交換すること。なぜなら、こうしてコラムを読んでいるような人たちは活字好きが多く、長めの文章を書くことも比較的得意としているからです。

 スマホ画面など作成する文章はどうしても短くて不格好なものになってしまいますよね。できれば自宅でお茶でも飲みながらキーボードに向かい、少し時間をかけて読みやすい文章を作成しましょう。話すことが苦手ならば、文章で力を発揮すればいいのです。

 読みやすいメールとは何でしょうか。「自分が受信したら嬉しくなって3回ぐらい読み返して保存用フォルダに入れてしまうようなメール」だと思います。以下、僕が考えるメール作成のポイントをご紹介します。