最後は英語の勉強にもなり、外国人の友達も作れちゃうかもしれない料理教室をご紹介!

 東京オリンピックを4年後に控え、2015年の訪日外国人数は1900万人を超えた。企業のボーダレス化も進み、社内公用語が英語という会社も。国際化社会を生き抜く中で英語が大切とは分かっていても、英会話教室に通うのはハードルが高い。そんな女子にピッタリなのが英語で習える料理教室だ。

 外国人観光客にも人気の浅草で、英語で和食を教える「TOKYO KITCHEN」を主催するのは大道よしみさん。参加者はオーストラリア、イギリス、アメリカなどからの旅行者が多く、ほとんどがグループではなく個人参加なので、参加者同士で打ち解けやすい雰囲気だ。

初対面でもすぐに打ち解け、酢飯作りに手間取っている参加者には、あちこちからヘルプのうちわが登場
初対面でもすぐに打ち解け、酢飯作りに手間取っている参加者には、あちこちからヘルプのうちわが登場

 「何て小さくて機能的なキッチンなんだ!」「オーブンじゃなくて魚焼きグリルがついているの? How amazing!」「盛り付けちょっと失敗しちゃった」「お腹に入れば一緒よ!」生き生きと驚きや感動を表現する外国人参加者と一緒にレッスンを受ければ自然と笑顔がこぼれ、英会話や国際交流って何も難しいことじゃないんだと再認識できるはず!

完成した料理は、みんなで「Itadaki masu!」。各国での食材や料理方法の違いなど、会話が弾む
完成した料理は、みんなで「Itadaki masu!」。各国での食材や料理方法の違いなど、会話が弾む

 調理を行う前には、和食のポイントや基本的なルールも教えてくれる。会社や取引先に外国人がいることも珍しくなくなってきた昨今、日本人として「WASHOKU」についての知識を身に着けておけば、接待などのビジネスシーンで活躍してくれそうだ。

 実際に参加した日本人の中には「外国から友人が来るので、一緒に料理をしたい」「ボランティアで近所の留学生に料理を教えたい」など、この教室を国際交流の足掛かりとする人も多い。大道さんは参加者が1人でもクラスを開催してくれるので、国際交流を目的として参加したい場合は、事前にほかの参加者の有無を確認した方がベター。料金は7560円(税込)から。

 今回紹介した教室は、全て1回完結型。複数回のチケットなどを購入する必要もないので無駄もない。

 新年度の意欲が覚めないうちに、気軽に参加してみては?

※価格は特記がない限り、すべて税抜です。

取材・文/GreenCreate