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本番に弱い人は「自分が自分が病」にかかってる 対策は

2016年11月28日

解決策は「大好き! ぎゅっ」? 本番に弱い人の共通点

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仕事でもプライベートでも、発信力を高めることができれば、やりたいことができる環境が整う時代。せっかくの実力が発信力の弱さで埋もれぬよう、さまざまな実例をあげ、女性らしくしなやかに自己主張ができるようになる手法を、プレゼンノウハウに詳しい池田千恵さんが指南していく連載です。

セミナー中に泣いていた女性の切実な悩み

 先日、女性に向けた「発信力の磨き方」をテーマに研修を行ったときのことです。最初にグループワークで、「発信に関してのコンプレックスと、こうなったらいいなという希望」を一人ひとりシェアしてもらいました。

 すると、あるグループでお一人、発表の途中で感極まり泣いている方がいらっしゃいました。私のほうから直接話しかけては逆に緊張したり、恐縮されたりしてしまうかな、と思い、気になりながらも詳しくは伺わなかったのですが、のちほど周囲の方を通じ、なぜ泣いていたかの理由を聞いたとき、胸がぎゅーっと押しつぶされそうになりました。どうして私は彼女に直接話しかけなかったのだろう、と心から後悔しました。

 彼女は、「ここ一番!」というときに緊張してしまい、面接のときにうまく想いを伝えることができず、何度も採用面接に落ち続けているそうです。そんな自分をなんとか変えたいと決心し、参加していただいたとのことでした。いつも落ちてしまう自分が悲しいということで、思わず涙がでてしまったようでした。

 私も過去、彼女と同じ悩みを抱え、「どうしていつも私はこうなのだろう」と落ち込み、毎回空回りする自分が嫌で苦しんできたのです。今回の研修では具体的手法をお伝えするという目的だったため、私の過去の失敗について話す機会はほとんどありませんでした。ですから、彼女は私のことを、もともと発信が得意な人だと思って話を聞いてくれていたかもしれません。

 彼女と直接話したかった……と、帰りの電車の中で深く反省しました。心の距離が縮められれば、その後の話も頭に入って来やすいものだからです。

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