文章の要約力向上と反響測定にはツイッターがおすすめ

 ツイッターは思いつくままに日常の出来事を記録したり、ニュース性があるものをいち早く伝えたりするのに使えるサービスです。また、SNSの中で最も文章の要約力や発信力の向上に役立つサービスでもあります。

 理由は次の2点です。

●140文字という制約の中でいかに情報をまとめるかの訓練になる

●知り合い以外の反応がダイレクトに分かる

 「何でもいいから自由にやって」と言われると、とたんに何もできなくなる時はありませんか? 実は制限があったほうが、その中でいかに最大限のパフォーマンスを上げるかという視点が加わり、クリエイティブな活動ができる場合が多いのです。140文字という制約条件の中でいかに伝えるかを工夫してみましょう。

 また、ツイッターはブログやホームページに比べて気軽にリアクションをもらいやすい特徴があります。さらに、Facebookの「いいね」の場合、挨拶代わりの「いいね」なのか、友人だから単に「いいね」しているのか、「いいね」の内容の意味が判断しかねる場合もありますし、友人同士のつながりなのでついひいき目で見てしまう場合もあります。その点ツイッターは、友人のツイートに反応するというよりも、心から共感したものに反応している人が多い気がしています。つまり、あなたが書いた意見を客観的に評価してもらいやすいのです。

 もちろん、ツイッターにはそのときどきのふとした気持ちを気軽につぶやくという楽しみ方もあり、私も普段はそのように活用していますが、時には、相手にリアクションを起こしてほしい!と狙ってつぶやいてみましょう。

 ただし、発信力を強化するためにツイッターを活用するには、次の二つのステップを踏む必要があります。