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ハーバードでも話題 意見分かれる男女平等のカタチ

2016年3月15日

「男女は平等だけれど、そもそも異なる」という価値観が顕著に

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・働いている女性も、子どもがいないと満足した人生を送れない
・働いている女性は、働いていない女性と同様な親密な関係を子どもと築くことができない
・仕事が少ない経済状況時には、女性より男性の方が仕事に就く権利がある
・仕事もいいけれど、ほとんどの女性は家庭と子どもがほしいと思っている

 大学のとある講演会でこれらの文章が読み上げられたとき、周りの学生や教授たちは呆れた表情とともに、大きなため息を漏らした。

 「OH MY GOD!」「信じられない!」「いつの時代の価値観?」……

(C)Women and Public Policy Program

 これらの女性の役割や母性を強調するような文章に、衝撃を受けている様子だった。私はハーバードに通い始めて半年以上経つが、周囲のこのリアクションは予想外だった。実は、私はこの4つの文章のうちの半分に密かに共感していたからだ。「確かにね」と同意のリアクションを想定していた中、相次いだ不満に戸惑った。「遅れた考えを持った人」と思われたら恥ずかしいと思い、周りの意見に頷いている自分がいた。

家庭と仕事に対するジェンダーロールはどう変わった?

 ハーバード・ケネディ・スクールの特徴のひとつは、国際開発、人権、社会政策など14の分野の研究機関だ。これら研究機関は、大学で講演会や勉強会を主催するほか、多くの実務家を研究員として招き、共同の政策分析等を通して、官・民・学の交流を深めている。

 その中でも知名度が高いのは、「Women and Public Policy Program (WAPP)」だ。WAPPは「女性と政策」に特化した研究機関で、毎週スピーカーを招きランチ講演会を主催している。私が出席した講演会も、このWAPP主催のランチ会で、「ヨーロッパ20年のジェンダーロールの変化」がテーマだった。

 「職場での女性進出は実現されているが、家庭と仕事に対するジェンダーロールはどう変わったのか?」

 この質問に答えるべく、発表者のメアリー・ブリントン教授は、ヨーロッパの17か国を対象に調査を実施した。教授は、女性の働き方や家庭の役割についての7つの文章に対する回答(同意するかしないか)が、1999年~2010年にかけてどう変化したのか分析し、回答者の価値観を主に4つのカテゴリーに分けていた。

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大倉瑶子
大倉瑶子
テレビ局で報道記者・ディレクターとして4年働く。東日本大震災の取材やフィリピンでの台風被災地のボランティアを通して、災害復旧に興味を持ち、退職を決断。フルブライト奨学生として、ハーバード・ケネディ・スクールで学んでいる。
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