上司の休みには自分も休む

 3番目に回答が多かったのは休みに関するもので、25件ありました。上司が出張に出る日が決まると、すかさず自分も休みの予定を入れる、という人が多いようです。

上司が休みのときに、自分も休みます!(20代女性、秘書歴3年、建設、常務取締役・取締役・執行部を担当)

上司の出張日に合わせて、自分の休暇を入れます。出張の手配が多いため、自分の旅行手配も一緒にストレスなくできます。(20代女性、秘書歴4年、金融・証券・保険、常務取締役を担当)

上司の休みに、自分も休暇を取得します。でも、出掛けた先で、贈答品に向くものを常にチェックしてしまいます。(30代女性、秘書歴9年、政府・地方公共団体・各種法人・団体、会長を担当)

ボスの休暇に合わせて自分も休むようにしています。ですがGWや年末年始などの大型連休のところでは、予定が固まらないと予定を立てにくいです。(30代女性、秘書歴10年、政府・地方公共団体・各種法人・団体、常務取締役・本部長クラスを担当)

社長と取締役が同時にいない日は「ミラクルデー」と呼び、必ず有休を取ります。年明け、1週間海外出張が決まったとき、即座に自分も沖縄旅行の予約をしました。(50代女性、秘書歴20年以上、製造、社長)

上司が休みのときや海外出張のときは、自分も羽を伸ばせるので、プライベートの予定を入れます。(40代女性、秘書歴5年、製造、会長・社長・副社長を担当)

365日24時間の体制なので、ボスが海外出張のときがせめてものチャンス、そうはいってもメールで指示が限りなく届くので……ランチの約束くらいはできます。(50代女性、秘書歴20年以上、政府・地方公共団体・各種法人・団体、社長・専務取締役・議員などを担当)

上司のことはいつも考えています…

 秘書職とは、そもそも、上司が滞りなく仕事ができるようにあらゆる庶務を引き受けるのが職務。いつも上司のことを最優先に考える必要があります。そのためか、上司のことが気になるというような回答も目立ち、13件ありました。

プライベートの予約をする際に、誤って担当役員の名前を言ってしまうことがあります。(30代女性、秘書歴5年、卸・小売、社長・副社長・取締役を担当)

上司の代理でお礼状などを書くことが多いため、自分の手紙を書く際に上司の名前を間違えて書いてしまったことは一度や二度ではありません。(40代女性、秘書歴20年以上、コンサルタント・会計・法律関係、社長を担当)

週末のゴルフ場の天気がとても気になります。自分がプライベートで行く場所以上にゴルフ場の天気が気になります。雨だったらどうしよう、中止になったらどうしよう……と考えてしまいます。(40代女性、秘書歴10年、製造、取締役・本部長クラス・事業部長・部長クラスを担当)

電車で居眠りして仕事の夢を見ていたとき、「かしこまりました」と口に出ていました。小さな声でよかったです……。(40代女性、秘書歴20年以上、商社)

1週間の長めの休暇で海外にいても、必ず夢にボスが出てきます……。(40代女性、秘書歴13年、コンサルタント・会計・法律関係、社長・副社長を担当)

ボールペン売り場で試し書きをしたとき、無意識に上司の名前を書いていたので、自分で笑ってしまいました。(50代女性、秘書歴13年、情報通信・IT、社長を担当)