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日経グッデイ・最新カラダのはなし

熟睡テク四つ エアコンの切タイマーは何時間後が正解?

2016年8月30日

快眠空間づくりに必要な室温コントロール

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この連載では、毎週火曜日に健康・医療専門サイト「日経Gooday」編集部の取材から、元気になる最新のカラダの話をお届けします。

 ここのところ暑苦しい夜が続き、十分な睡眠をとることが難しいと感じている人も増えているのでは? 暑さに負けず、健康と活動的な毎日に欠かせない質の良い眠りを手に入れるにはどうすればいいのか? 睡眠環境コーディネーターの中野祐三子さんに聞いた、蒸し暑い夏の夜の悩みを解消するテクニックを紹介しよう。

室温26℃前後、湿度50%前後が理想

猛暑日の快眠は、空間づくりから始まる。(@monticello-123rf)

 夏の夜、多くの人が寝苦しくなる原因は「温度」と「湿度」だ。高い温度が発汗を招き、発汗が湿度を高め、その悪循環が眠りを妨げる。「室温28℃、湿度60%を超えると睡眠に悪影響が出るといわれている」(睡眠環境コーディネーターの中野祐三子さん)ので、夏の夜の快眠術の第一歩として、まずは温度と湿度を快適に保った睡眠環境づくりを試みよう。

涼しい寝室づくりのコツ(1) 日中はカーテンを閉めておこう

 眠れる寝室づくりは、実は朝から始まっている。夏の寝室の暑さの一因は、日中に室内に差し込む熱い日差しにより、壁や寝具に熱が蓄積され、その熱のために就寝時間になっても室内の温度が下がりきらないことにあるという。次のような工夫をして、できるだけ日中、室内に熱がこもるのを防ごう。

・窓に遮熱シートを貼る
・遮光・遮熱カーテンにする
・窓の外に遮光ネットやすだれ、緑のカーテン(つる性の植物をネットに這わせたもの)をかける
・日中はカーテンを閉める

 また、ギラギラとした日が差す窓のすぐ近くにベッドが配置されている場合は、位置を変えるか、窓から少し離すことで寝具に熱がこもりにくくなる。部屋の広さに余裕があるなど環境が許すなら、ベッドの配置を変えてみよう。

 夕方帰宅したら、まずは換気をすることも大切だ。外気が室温よりも涼しくなった頃を見計らい、窓を開けて外気を取り込み、寝室にこもった熱を逃がそう。寝室内の空気を動かすことが大切なので、ドアも開けて空気の通り道をつくり、寝室全体の空気を入れ替えよう。

涼しい寝室づくりのコツ(2) 眠る1~2時間前から寝室と寝具を冷やす

 エアコンは就寝直前につけるのでは遅い。人間は、かいた汗が蒸発することで体温を下げ、眠りに入っていくが、エアコンをつけたばかりで十分に冷えていない高温多湿の空間では、汗が蒸発しづらく眠りにつきにくい。また、寝る直前にエアコンをつけると、室内の空気しか冷やせないので、タイマーが切れたとたんに壁やクローゼットなどにこもっていた熱が出てきて室内の温度が上昇し、目が覚める原因となってしまうためだ。

 床につく1~2時間前にはエアコンをつけて、寝室の家具や壁、寝具をクールダウンさせておこう。クローゼットや押し入れ、引き出しにも熱がこもっているので、これらはいったん開けた上で寝室を冷やすのがよい。

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