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憧れていた人の「弱い部分」は見たくない~38歳からの恋愛で…

2015年12月22日

ずっとかっこいいままでいて欲しい。そんなアンタは好きじゃない

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 38歳を過ぎた女性と結婚ではなく恋愛について語り合う連載です。愛知県内で健康・美容系の教室を運営している渡辺真希子さん(仮名、39歳)は、デートをしている男性が3人もいるそうです。真希子さん、モテますね!(詳しくは前回⇒「結婚しないかもしれない…38歳からの恋愛・人生は。

 「いやー、実はそうなんです。教室のスタッフたちにはもちろん言えませんし、仲の良い女友だちにもすべては話しませんよ。自慢のように聞こえてしまうので……。私の男性関係を全部知っているのは高校時代からの付き合いのタカフミさんだけ。大宮さんは2人目です!」

渡辺真希子さん(仮名、39歳)

 気楽な異性の友だちだからこそ話せる恋バナ――。まさにこの連載の趣旨にぴったりですね。前のめりで聞いてしまいましょう。

 まずはスペイン帰りのタカフミさん。奥さんとの仲はすでに冷えていて、日本での単身赴任中の現在も恋人を探しているようです。若い頃からスペインで長く働いていたこともあって、日本人の部下とうまくコミュニケーションができずに悩み、真希子さんに甘えかかってくることもあります。彼の部屋の合いカギも預かっているとのこと。当然、体の関係もあります。

 「付き合っているわけではないけれど、焼けぼっくいに火がついたんですね。でも、立場は昔と逆転しています。高校を卒業したての頃は、彼を追いかけてスペインまで遊びに行っちゃうほど好きだったのですが、今では彼のほうから『遊びにおいでよ』と頻繁に連絡が来ます。こっちはこっちで忙しいので、弱って凹んでいる彼の相手をし切れません。『しっかりしろよ。そんなアンタは好きじゃない』とか言ってしまいます。過去の思い出は美しいままにとっておくべきだったんですね」

 現在は教室の経営者として若いスタッフを管理・教育する立場にある真希子さん。高校時代に恋焦がれていた先輩がモヤモヤしている姿に歯がゆい思いをしています。

 でも、厳しいことを言えるのも、愛情があるからですよね。真希子さんのタカフミさんに対する気持ちは、恋ではなく情に変わっているのだと思います。

 男性の立場としては、真希子さんのような人は最高の女友だちです。甘えられて、たまに叱ってくれて、ときにはセックスもできるのですから。

 ただし、そんなに都合の良い関係は長続きしないでしょう。タカフミさんが奥さんと仲直りするなど、状況が少しでも変われば、真希子さんとタカフミさんの距離は離れていくはずです。それでも細く長くつき合っていけるか否か。過去にいろいろあったとしても、「また会いたい。茶飲み友だちでいいから」と思えるか。男女間の友情の真価が問われます。

 タカフミさんとは恋人同士になったことはない真希子さんですが、シンジさんとコウイチさん(前回を参照)とは結婚するチャンスがあったそうです。

 事務職のOLとしてのんびりと働く会社員だった20代のときに付き合っていたシンジさん。実家の親同士も「(特産物の)みかんとりんごを交換して贈り合う」ほど親密な関係でした。バリバリの出世頭だった彼が岐阜県に転勤になった際、「一緒に住もうか」と言われたのです。つまりはプロポーズですね。

 「今から考えると、交通の便もいいところだし、私の地元(愛知県内の都市部)と田舎度では大差がありません。でも、あのときは若かったので『こんな田舎には住めない! 地元を出たくない』と思ってしまったんですね。彼の奥さんになる道を選んでいたら、今ごろは東京で3人ぐらいの子どものおかーちゃんをやっていたのかな」

 軽い調子で「あったかもしれない家庭生活」を想像する真希子さん。後悔はまったくしていない様子です。シンジさんと別れた後に会社も辞めて、女友だちと教室事業をスタートし、かけがえのない体験をできているからでしょう。

 「(シンジさんとの結婚もしくは別れという)どちらの道もあったのだと思っています。いまの一人暮らしには何の不自由もないので、これからも独身なんだろうなあ。結婚よりも出産で迷うことはあります。自分は子どもがほしいのか、産みたいのか、産むべきなのか。考えても答えは出ません。年齢的なタイムリミットはぎりぎりだから『子どもはいらない』と95%ぐらいは思っているんですよ。でも、残りの5%で『本当? 本当にいいの?』と気持ちがフラつく。(子作りをする)相手もいないので本格的に悩まずには済んでしまっていますけどね」

 いまを生きる!という明るいエネルギーが全身から伝わってくる真希子さん。仕事も恋愛も充実しているのでしょう。それでも、子どもを産んでおくべきか「最後の5%だけ迷う」ところがリアルですよね。

 次回はコウイチさんとテツヤさんとの恋愛について話を聞きます。コウイチさんのほうが男性として実があるし、真希子さんにぴったり合っていると僕は思うのですが、なぜテツヤさんを選んだのでしょうか。ちょっと議論させてもらいますよ!

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Profile
大宮 冬洋(おおみや・とうよう)
フリーライター。1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職するがわずか1年で退職。編集プロダクションを経て、2002年よりフリー。著書に『30代未婚男』(共著/NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)など、電子書籍に『僕たちが結婚できない理由』(日経BP社)がある。食生活ブログをほぼ毎日更新中。読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京と愛知で不定期開催。BPnetでの連載「仕事恋愛の理論と実践」、結婚相談所・楽天オーネットでの連載「ニッポン独身くん図鑑」もウーマンオンラインでの人気連載「お見合いおじさんは見た!」と併せてお楽しみください。
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