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懸命に働く独身アラフォー女性に蓄積した苦労とは?

2016年2月16日

アラフォーの女性は恋愛に対して少し遠慮しがち…

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 こんにちは。ライターの大宮です。この数年ほど、企業の人手不足が深刻化していますよね。優秀な若手もしくは即戦力のベテランを安く使い捨てられる時代は終わったのです。それでも無理な経営を続けていると、今年1月に軽井沢で起きたバス転落事故のような惨事が発生するでしょう。

 消費者の側としても「安すぎる商品は危険」という意識を持って自己防衛するべきだと思います。「良いものをそれなりの値段で買う」ことは長期的に見れば自分のためにも社会のためにいいこと、ですよね。

 僕が就職活動をした90年代後半は状況が違いました。人気企業の採用数は極端に絞られていて、大学をあえて卒業せずに「就職浪人」をする人も少なくなかったのです。学生の側にも問題はありました。「好きを仕事にする」「オシャレな会社に入りたい」といった気持ちが強すぎたことです。地味だけど優良かつ社会的意義のある会社や職業には見向きもしませんでした。若いから仕方ないんですけどね。

 そんな状況にビジネスチャンスを見出したのがいわゆるブラック企業です。野心や自意識はあるけれどいまいち先を見通せない人たちを、「夢をかなえられる」「完全実力主義」といった宣伝文句で集めてひどい労働条件で働かせました。実際に勝ち残れる人などほんの一握りなのに。

 人件費も含めたコストを極限まで安く抑えて少しでも多くの利益を生み出したい。倫理よりも利益が大事。稼ぐ者が勝ち――。このような考え方は今後通用しなくなっていくでしょう。

 ちょっと深刻な書き出しになってしまいました。本連載に登場するアラフォーの女性たちは僕と同じく「ロストジェネレーション」と言われた世代なので、新卒で就職をするときに男性以上に大変な思いをした人が少なくないのです。そのときの経験が恋愛にも影響していると僕は思います。

 今回お話を伺う手塚宏美さん(仮名、39歳)は、都内の私立大学在学中からマスコミ志望でした。しかし、ようやく入ることができたのは「10年以上働いても年収300万円に届かない」地方誌の編集部です。

 「その収入では地方でも家族を養うことは難しいので、男性はすぐに辞めていきます。残るのは、兼業農家のおじさんたちと私たち女性だけです」

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Profile
大宮 冬洋(おおみや・とうよう)
フリーライター。1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリング(ユニクロ)に就職するがわずか1年で退職。編集プロダクションを経て、2002年よりフリー。著書に『30代未婚男』(共著/NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました』(ぱる出版)など、電子書籍に『僕たちが結婚できない理由』(日経BP社)がある。食生活ブログをほぼ毎日更新中。読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京と愛知で不定期開催。BPnetでの連載「仕事恋愛の理論と実践」、結婚相談所・楽天オーネットでの連載「ニッポン独身くん図鑑」もウーマンオンラインでの人気連載「お見合いおじさんは見た!」と併せてお楽しみください。
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