日経ヘルスより、「体・食・美」にまつわる最新情報をお届けします。今回は、ローカーボ料理研究家の藤本なおよさんに話を伺いました。
長くつらかった不調 ローカーボで克服
幼少期から喘息(ぜんそく)、アトピー性皮膚炎に苦しみ、学校を休みがちだったという藤本なおよさん。会社勤めを始めてからは、だるさや貧血、眠気などが悪化。うつ症状も現れ、ついには約半年間、休職する。
そこで、薬に頼らずできることは何かを考え、食生活を変えることに。様々な本を読み、試すなか、自分の体に合ったのが低糖質(ローカーボ)食だった。「会社員時代は、朝はパンだけ、昼は麺類、間食にスイーツという食生活。ご飯やパン、スイーツを半分に減らし、肉や魚、卵、豆などのたんぱく質を毎食とるようにしたところ、血糖値の乱高下がなくなったためか、メンタルが安定。布団でダラダラしなくなりました。また、35度台の体温が36度台後半になり、カゼを引きにくくなりました」。