日経ヘルスより、「体・食・美」にまつわる最新情報をお届けします。今回は、働く女性にお薦めな最新ボディケアアイテムをご紹介しましょう。

従来よりもカイロがぬるめに

 使い捨てカイロは冬の屋外での使用を想定し、約60℃に設定した商品が主流だ。だが、オフィスでの冷え対策として長時間使うには少し熱く感じる場合もある。そこで、約40~50℃と、やや温度が低めのカイロが増えてきた。実際、使ってみると、じんわりと温かくなる印象だ。

 エステーは、温度が低めで、さらにお尻の温め専用のカイロを発売。同社が行った、働く女性を対象にした調査では「下半身が冷えて仕事に集中できない」という声が多かったことを受けてだという。

 一方、花王は、温熱技術を応用し、カゼやせきが気になるときに使える蒸気が出るマスクを発売。温めグッズが活況だ。

左:「めぐりズム 蒸気でホットうるおいマスク」(花王)

 温かい蒸気が出るマスク。開封するだけで約40℃の蒸気が出て、約15分続く。マスク内が潤うため、カゼや乾燥が気になるときに。東京圏(一都三県)のドラッグストアなどでの限定発売。3枚入り、450円(税別、編集部調べ)。11月3日発売。

中:「On Style おしり41℃」(エステー)

 約41℃の温かさが12時間持続する、お尻専用のカイロ。専用ざぶとんに専用温熱シートをセットして使う。専用ざぶとん1枚と専用温熱シート1 枚入り、798円(税別、編集部調べ)。専用温熱シートは別売も。

右上:「命の母 カイロ」(桐灰化学)

 冷えがつらい女性に向けたカイロ。平均温度50℃の温かさが約12時間続く。生薬入りの市販薬「命の母」をイメージし、ヨモギ・ショウガ・ニッキの抽出成分を配合した香料を使用。10個入り、700 円(税別、編集部調べ)。

右下:「ホカロン ルナ」(ロッテ)

 お腹や腰をじんわり温めて血行を良くする温熱シート(一般医療機器・家庭用温熱パック)。痛みにやさしい約41℃が約5時間持続し、胃腸の働きを活発にしたり、神経痛などを和らげる。6枚入り、600円(税別、編集部調べ)。