日経ヘルスより、毎月「体・食・美」にまつわる最新のグッズ情報を紹介します。

 頭痛や月経痛は、早くなんとかしたいもの。実際、第一三共ヘルスケアの消費者調査でも、解熱鎮痛薬で重視されるのは、価格が多少高くても「頭痛によく効く」「即効性」という点。そのニーズに応える3品が今年発売になった。

 いずれも、鎮痛成分の配合量は市販薬最大量。さらに鎮痛効果を高め、速く効かせるために補助成分などを配合した。鎮痛効果を高めると、胃酸分泌量が増えるなど胃の負担も高まるため、胃を守る成分も加えた。いわばプレミアム処方。早く痛みを和らげたい人に、選択肢が広がっている。

上:「ロキソニンSプレミアム」

 1回分2錠に、鎮痛成分のロキソプロフェンナトリウムを医療用と同量の60mg(無水物として)、さらに鎮痛効果を高める成分、胃粘膜を保護する成分を配合した。24錠、1180円(税別)。第1類医薬品。問/第一三共ヘルスケア

中:「バファリンEX」

 バファリンシリーズで初めてロキソプロフェンナトリウムを配合。1回1錠60mg(無水物として)。胃粘膜保護成分が先に溶け、胃を守る。10錠、598円(税別)。第1類医薬品。問/ライオン

下:「イブクイック頭痛薬 DX」

 1回分2錠に、イブプロフェンを市販薬最大用量の200mg配合。この最大用量に、イブプロフェンを速く溶かし、胃酸を中和して胃を守る酸化マグネシウムを処方したのは日本初。10錠、598円(税別)。指定第2類医薬品。問/エスエス製薬