日経ヘルスより、「体・食・美」にまつわる最新のグッズ情報をお届けします。今回は、美肌を目指す最新コスメをご紹介しましょう。

のむ日焼け止めが進化

 「のむ日焼け止め」が人気だ。朝、出かける前に1回のめばいいという手軽さが、敏感肌の人や女性だけではなく、男性からも支持を集めている。

 もともとは海外セレブがUVケアのために、UVクリームと併用しているとして、SNSで話題になった。15年には国内製の商品も登場し、右肩上がりの成長を続けている。

 今年は、アジア・日本人の肌状態を考慮して改良した商品や、より手軽な商品が登場。注目は、フィルム形態で、なめるタイプの商品。水が不要なため、「間食のように手軽にとりたいというニーズに応えた(エスアールティワールド広報担当)。

 今後も、さらに手軽なUV対策商品が人気を集めそうだ。

左:「ホワイトショット インナーロック タブレットIXS」(ポーラ)

 メラノサイトの状態を改善する「ベイベリーバークS」や「メロングリソディン」などを配合した従来品を改良。有効成分の機能や溶解性などを高め、肌のターンオーバーを整える。新たに、肌の老化を進めるたんぱく質の糖化を防ぐため、「YACエキス」を配合。1日2粒をとる。60粒、6200円(税別)。

中央:「ヘリオホワイト」(ロート製薬)

 海外製品ののむ日焼け止め「ヘリオケア」を日本人向けに改良した新商品。メラニン生成抑制などの作用があるシダ植物抽出エキス「ファーンブロック」に加え、日本人の肌に起きやすい紫外線による炎症性色素沈着を抑えるハトムギエキスやビタミンB6、B2を配合。1日2粒をとる。24錠、2400円(税別)。

右:「リンダステージ シャドウ」(エスアールティワールド)

 国内外で多くののむUVケア製品に配合されているクチナシの色素成分であるクロセチンを、約2×3cmのフィルムに配合した国内初の商品。クロセチンは摂取後4時間後に血中濃度がピークを迎え、朝のめば日が落ちる8時間後まで効果が期待できる。7枚入り、1980円(税別)。