どこでも使える痔の薬が登場

 寒くなると痔が再発する――。人には言えないそんな悩みを抱えている人に朗報! なめるだけで患部の腫れや痛み、かゆみが軽減する痔の内服薬が登場した。有効成分は、動物の血管由来の生薬「静脈血管叢そうエキス」。このペプチド成分が直接患部に届き、拡張した血管の弾力を高めてうっ血を改善し、組織を修復して腫れや痛みを抑える。

「ヘモリンド舌下錠」(小林製薬)

 舌裏の粘膜から有効成分を吸収させる舌下錠。静脈血管叢エキスが血流にのって直接患部に届き、素早く効果を発揮する。トイレに行けない、坐剤や塗り薬に抵抗があるという人に。急性症の場合は1回2錠を1日4回、一般症状の場合は1回1錠を1日3回。20錠、1400円(税別)。第2類医薬品。

足裏アーチを作るシリコンバンド

 長年ハイヒールを履き続けていると、足の踏み付け部に負担がかかり、足裏の横アーチが崩れやすい。この足の横アーチの崩れは、足の痛みや体のゆがみなどの原因に。そこで登場したのが人工的に足裏アーチを作るシリコンバンド。足の骨や筋肉が正しく使えるようになるという。

「Yano Ring(ヤノリング)」(チャウティチャウカ)

 カイロプラクターの矢野宏一氏が開発した、足の横アーチをつくるシリコンバンド。ゆがみに合わせてバンドの向きを変える。足にはめて歩くだけで足に横アーチができ、徐々に体のゆがみが改善するという。3500円(税別)。

日経ヘルス 2018年2月号掲載記事を転載
この記事は記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

取材・文/日経ヘルス編集部 写真/渋谷和江

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