ついた脂肪は徹底的に「つぶし」て「流す」。-20kgを実現したダイエットアドバイザー・本島彩帆里さんが、美ボディを叶えるマッサージを直伝! 読者のお悩みが深い部位別に、ご紹介します。一部位最低1分を目安に行いましょう。

 産後、独自のセルフマッサージで20kgの減量に成功した本島彩帆里(さおり)さん。もともとはインドエステのエステティシャン。「インドエステは、強めの力で脂肪を“つぶし”た後、リンパ節へと“流す”手技が特徴。むくみが取れるだけでなく、気になる部位の脂肪が削れ、たちまちサイズダウンすると好評でした」(本島さん)。この手技をセルフでできるのが、「脂肪つぶし」&「脂肪流し」だ。手で脂肪を“つぶし”て、わきの下や脚の付け根など、リンパ節が多い要所へ“流す”。体が温まったお風呂上がりがベストだ。

 では、脂肪をつぶすとダイエット効果があるのだろうか。島原病院の吉田俊秀医師は、「体を温めて、継続して脂肪を手でつぶすと、脂肪は小さくなる。硬いぜい肉が、つきたての餅のようにモチモチと柔らかくなるころ、効果が表れ始める」と話す。

 本島さんは、「1分でもいいので、毎日行って。もんで痛いところは特に効果が出やすい」という。次のページから、読者のお悩みが深い部位別に美ボディを叶えるマッサージを直伝。一部位最低1分を目安に挑戦してみよう。