前屈して床に手がつく「骨盤前傾タイプ」

骨盤が前に傾くと、腰が反ってお尻が出っ張り、太ももの前側の筋肉が発達。突き出したお腹がぽっこり、腰痛も慢性的。前傾した骨盤の傾きを垂直に戻す、「内転筋群」を鍛えるべき。

⇒内転筋群を鍛えよう

「骨盤前傾タイプ」は内側からクロスして押す

「骨盤が前傾している人」は、太ももを内側に締める「内転筋群」の力を鍛えて骨盤を正す。

(1) 椅子に浅く座り、姿勢を正す。足は腰幅に開く。手はクロスして、太ももの内側に当てる。
(2) 太ももを内側に向かって閉じ、同時に手は内側から太ももに向けて押し、全力で10秒押し合う。これを6セット繰り返す。

● Total1分・10秒×6セット

これはNG

脚の力のほうが強くなって、内股にならないように注意。

この人に聞きました
佐久間健一さん
パーソナルトレーナー
ボディメイクトレーナー

ミス・インターナショナル、モデルなどにボディメイクを指導。「CharmBody」代表。近著『モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット』(サンマーク出版)。

取材・文/柳本 操 写真/鈴木 宏 モデル/美月(Booze) ヘア&メイク/木下 優(ロッセット) スタイリング/中野あずさ(biswa.) イラスト/Takako 図版/三弓素青 構成/羽田 光(編集部)

日経ヘルス2017年8月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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