腰まわりの筋肉が硬くなり骨盤がゆがむ

　背骨から骨盤を通って大腿骨へとつながる大腰筋、骨盤から大腿骨へとつながる腸骨筋、骨盤から肋骨、背骨へとつながる腰方形筋などが硬くなることが骨盤ゆがみの主因。骨盤が前後に倒れたり、左右の高さが違ったり、前後左右にねじれたりする。同時に、大殿筋などお尻の筋肉や腹側の筋肉も硬くなる。

■ゆがみは３タイプ
●前傾・後傾タイプ ●左右の高さ違いタイプ ●前後ねじれタイプ 　があります。

立つだけ! 骨盤ゆがみCHECK

　壁にかかと、お尻、背中、後頭部をぴったりとつけるように立ち、前を向くだけで、骨盤の高さの違いや前後のねじれが分かる。また、正座したときに腰が入らない人は後傾、反り腰の人は前傾の可能性が高い。

「ゴロゴロ寝ヨガ」が骨盤ゆがみに効く理由

　「ゴロゴロ寝ヨガ」は、重力の影響が少なくリラックスした状態で、骨盤を揺らしたり腰を曲げ伸ばしたり、ひねったりする運動。硬くなった腰まわりの筋肉を効率よくゆるめて伸ばせる。