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WOMAN EXPO神戸

【イベント報告】アラサー家族が好む「自分らしさを重視した家づくり」とは

2015年12月26日

【WOMAN EXPO神戸】インテリアからつくる「今どきの住まいづくり」積水ハウスの研究

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 11月29日に開催された「WOMAN EXPO 2015 KOBE」。展示場内のオープンスペースで行われたセッションイベントで、積水ハウス総合住宅研究所課長の河崎由美子さんが、「アラサー家族」と呼ばれる子育てファミリーたちのインテリアテイストについて、各地の展示場の写真を見せながら紹介してくれました。

積水ハウス総合住宅研究所課長の河崎由美子さん。

 入社時からずっと積水ハウスの研究所に勤めている河崎さん。インテリアだけでなく、子どものための住まいのあり方、ペットとの暮らし、収納や食空間の研究にも携わっています。ステージでは、子育て歴17年という自身の経験も踏まえつつ、30~40代のアラサー家族に好まれているインテリアの傾向や住まいづくりのノウハウについて解説していきました。

 ここでの「アラサー家族」とは、20代後半から30代前半の夫婦に子供で構成され、自分らしさの表現を好み、友達を大切にし、ともに働く意識が高い人たちと定義付け。

 お父さんの家事参加は積極的なのだそう。河崎さんは、お父さんたちがどれだけ家事をしているかという「パパ家事グラフ」を示しながら、料理、洗濯に干す作業、取り込み作業、お部屋の掃除まで、さまざまな家事を実施する率が高いことを説明。家事・育児を夫婦で一緒にこなしているといいます。

 河崎さんによると、アラサー家族は、インテリアについてはメリハリをつけるようです。床には費用をかけ、無垢材などの存在感ある建材を使う率が高い一方、家具などはシンプルな物が良いと考えているようです。また、使わない物は積極的に処分するという人が多いのも特徴だそうです。

「アラサー家族はインテリアへのこだわりが強いんです」と河崎さん。

 具体的な事例としては、木の素材をたくさん生かした内装にしたり、ベンチスタイルのダイニングセットを好んだりするそう。また、「ソファセット置くよりゴロゴロするスペースが好きであること、部屋とバルコニーに段差がなく内外の境界がゆるい空間を好むことも特徴です。扉のない棚を使って見せる収納でカフェのようなおしゃれ感を出したり、“ゆる仕切り”と呼ぶ透け感のある間仕切りで空間の用途を切り替えたりする人が多いです」(河崎さん)。今どきの空間の使い方です。

 アラサー家族の好むインテリアを考えながら、河崎さんは、以下のようなインテリアを提案しています。

◆インテリア事例
・ゆるい居所を作ること
・自分らしいインテリアの見せ場を作ること
・お父さんお母さん、子どもも一緒に家事ができる空間を作ること
◆インテリアのテイスト
・ナチュラル
 優しくて穏やかで風通りが良い、ハートメードの素材。親しみやすい雰囲気を備えたインテリアの空間。

・ポップ&ナチュラル
 赤や黄色や青のくすんだ色みたいなのをベースにし、壁やインテリアにアクセントを置く、好きな色に囲まれた暮らし。軽快な感じで若々しい。

・フレンチ
 白をベースにして、スモーキーなグレーやスモーキーな紫を使ったコーディネート。エレガント、かわいい、シャギー、フェミニン――といった言葉がこのスタイルにある。

・ビンテージ
 男性が非常に好み、マニッシュでかっこいい。空気感があり、インダストリアル。鉄の車輪の付いたリビングテーブルを置き、鉄さびや古材をインテリアのアクセントにしたスタイル。

 神戸や西宮北口、また全国の展示場の多彩な例を示しながら、河崎さんの解説が続きます。事例を見て行くと特に最近の傾向が手にとるように分かります。

 河崎さんが示した最新事例の一つに「アウトドアリビング」というものがありました。「緑を家の中に持って来る、外なのに家の中のように使う内外の中間領域のことです。これがとても注目されています」と河崎さん。バルコニーをフラットにしてリビングの延長として使うことで、狭い間取りを少しでも広くする工夫だそう。またバルコニーには椅子とテーブルではなく、座卓とホットカーペットなど床座にしているのも特徴なのだとか。

 最近の傾向として、アクセントとしてタイルを使う人が増えているのだそう。「窓の周りなど、部分的にタイルを取り付け、家の中なのに外の雰囲気も取り入れるのが流行ですね」(河崎さん)

 「家を買うとき、家具を後から買うのではなく、一緒に考えるというのが最近の傾向です。家と一緒に家具のことも併せて設計するのが最近のスタイル。例えば、“このテーブルで毎日ご飯を食べたい”というところから考えて、次にテーブルの上の照明を考え、そして壁や天井のデザインを考えていくと、楽しいお部屋づくりになります」(河崎さん)

 また、キッズデザインの研究では、ちょっとした工夫が子どもの創造性・成長に役立つことが分かっているのだとか。河崎さんは、「子供部屋の壁紙は子供に選んでもらえばいい。壁を黒板のようにして、好きなように書き込みできるようにするのもよい」といいます。

 積水ハウスの展示場では、最新のトレンドが多く取り入れられ、写真で見るだけでなくイメージが実感できるのでぜひ訪ねてほしいと河崎さん。インテリアだけでなく、アクセントの使い方も勉強になり、スタッフもさまざまな質問に答えてくれるそう。これから家づくりを考えている人の参考になりそうです。

文/佐々木歩、写真/水野真澄

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