2つの画面のどちらもウェブブラウザにする使い方が便利
ただそういうことがデフォルトでもできるようになっただけなのですが、やっぱりデフォルトだといろいろと良いです。
新しいMacなどに買い換えたときでも、改めてソフトをインストールせずにすむというだけでも便利です。
分割する比率を、ちょうど50:50にしなくても良い、というのもこの機能の良いところです。たとえば先に挙げたWorkFlowyのようなアウトラインプロセッサでは、そんなに横広の画面など不要です。アウトラインは縦に伸びていくものだからです。
他にも意外と便利だったのが、2つの画面のどちらもウェブブラウザにする使い方です。たとえば一方の画面ではGoogleスプレッドシートを開きながら、もう一方ではGmailの画面を開いておいて、スプレッドシートの必要な場所をメールにコピペしては、それをメールの側でどんどん修正し、送信するという作業が、ストレスなくできるようになりました。
さらにたとえば原稿のPDF版を開きながら内容を確認しつつ、原稿をチェックしてくれる担当編集者さんと、チャットして文章間違いなどを指摘してもらう、という使い方もできます。
私はその際にはSkypeを使いました。
もちろんこういったことは今までもウィンドウを2つ並べればよかったわけですが、自動的にフルスクリーンを利用してくれるというのがやっぱり手軽でいいわけです。ごく簡単ですので、ぜひちょっと試してみて下さい。
「参照しながら編集する」目的なら、手放せなくなる機能です。
さて、便利なITツールを活用し習慣づけることで、日常の「できない」を減らし、仕事や生活をより快適に進めるさまざまな情報をお伝えしてきた本連載。長らくご購読賜りましたが、今回で最終回となります。
200回、4年間にわたり連載させていただくことができたのも、ひとえにみなさまのおかげです。ありがとうございました。
11月1日(日)(長野県)
ムリなく仕事をサクサク片付ける時間術@上田市
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