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「人間関係が理由で辞める人は精神弱い」の誤解と真実

2018年2月21日

会社辞めたい、転職したい 最優先すべきは「エネルギー回復」

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 SNSを見てモヤモヤ、他者から言われた言葉に必要以上に傷つく。仕事が予定通りに進まなくてイライラ――世の中も自分も「不寛容」だと感じていませんか。心理カウンセラーの下園壮太さんが、自分を追い込まずに寛容力を育てていくコツを教えてくれます。6回目は、「今の職場を辞めたい」と思ったときの心構えについて。

「人間関係」を理由に辞めてはいけないの?

 第5回「『あなたをじわじわ消耗させる人』賢い距離の取り方は」は、職場で日常的に惑わされる「イライラさん」や「グチグチさん」にどのように対処すればよいかをお伝えしました。

 しかし、時には「とても苦手な人とずっと机を突き合わせていて、一日中同じ仕事を一緒にしている。物理的な距離も取れない」という状況もあるでしょう。もしくは、もっと大変なレベルの理不尽なパワハラを受け続けているケースもあります。

 そのようなときは、環境を丸ごと変える、という手段を取ることがベストの選択となることもあります。例えば、転職あるいは退職、休職などです。

 ただ、転職業界などでは、「心身ともに疲れ切って転職を決意する」という際に、よく「『人間関係で行き詰まった』というネガティブな理由による転職はおすすめできない」などといわれるようです。でも、本当でしょうか。

「人間関係を理由にした転職は次もうまくいかない」って言われちゃった… (C) PIXTA

 私は、その人の言い分には大きく分けて二つの理由があると思っています。

 一つ目は、

◎「今の」職場でやっていけないなら、他の職場でもやっていけない

 という意見。今がつらいからといって安易に他の職場に居心地の良さを求めても、社会はそれほど甘くはないよ。また同じように人間関係で不満を持つだけ。だから頑張って、という言い分です。

 もう一つは、

◎人間関係が苦しくて転職した人は、本当にすぐに辞めてしまうことが多い

 ということを、実務家の経験値として知っていることからの言い分です。

 しかし、いずれの意見にも、「人間の心のエネルギーのメカニズムに対する根本的な理解不足」があるのではないか、と私は思うのです。

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Profile
下園壮太
下園 壮太(しもぞの・そうた)
心理カウンセラー。MR(メンタルレスキュー)協会理事長、同シニアインストラクター。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理教官として、衛生隊員やレンジャー隊員などに、メンタルケア、惨事ストレスコントロールの指導、教育を行う。2015年に退官し、現在は講演や研修、著作活動を通して独自のカウンセリング技術の普及に努める。近著に「寛容力のコツ」(三笠書房)、「自衛隊メンタル教官が教える 人間関係の疲れをとる技術」(朝日新書)。
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