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「#MeTooで声上げ」はあなたの正解とは限らない(3/4)

2018年1月24日

「打ち明けるのは怖い」は当然 必要なのは記憶の上手な処理

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記憶の蓋を繰り返し開けると「記憶が太る」

 もう一つ大切なのは、いったん封印していた記憶を「何度も思い出す」ことによって、その記憶がより大きくなる場合がある、ということです。

 ここで、連載第3回でお話しした「感情の三段階」の図を思い出してください。

記憶を何度も思い出すと感情レベルが揺れ動く

 苦しい記憶をカミングアウトするということは、記憶に蓋をし、なんとか気持ちを収めていた「青コンピューター」から感情レベルの反応を高める作業でもあります。

 話しているうちに「薄い赤コンピューター」になり、ついにはその記憶が鮮明によみがえり、「赤コンピューター」状態に。こうなると、感情レベルは最大に。涙を流したり、苦しみを与えた相手を大声で糾弾したくなったり、激しい自己嫌悪に襲われることもあります。

 その後、時間をかけて感情は落ち着き「青コンピューター」に戻っていくのですが、どうしても記憶を思い出す回数が増え、感情の勢いが「上がったり下がったり」するようになります。誰かに話したり、思い返したり、と「赤コンピューター」になる頻度が増える。すると、だんだん記憶が大きく太り、出来事の嫌なイメージが大きくなっていくのです。

 では、記憶を太らせないようにするにはどうすればいいのでしょう。

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Profile
下園壮太
下園 壮太(しもぞの・そうた)
心理カウンセラー。MR(メンタルレスキュー)協会理事長、同シニアインストラクター。防衛大学校卒業後、陸上自衛隊入隊。陸上自衛隊初の心理教官として、衛生隊員やレンジャー隊員などに、メンタルケア、惨事ストレスコントロールの指導、教育を行う。2015年に退官し、現在は講演や研修、著作活動を通して独自のカウンセリング技術の普及に努める。近著に「寛容力のコツ」(三笠書房)、「自衛隊メンタル教官が教える 人間関係の疲れをとる技術」(朝日新書)。
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