今は、仕事中心の生活を送っていて、あまり余暇を楽しめていないという意識があり、暮らしにはあまり満足できていません。

 特に今年は職場の人間関係にも悩み、体調も崩しがちで、趣味の旅行やライブにも十分に行くことができませんでした。残業をしたくないわけではないのですが、今のように年中残業している状態では、正直、結婚や子育てができるイメージも湧きません。

 結婚して子どもができても働き続けたいですが、『子どもの平日の授業参観や面談に無理なく参加できる』とか『小学生の子どもを20時過ぎまで自宅で一人にさせない』環境が理想なので……この先のキャリアの築き方を模索中です」

――婚活中だけど、実際に仕事も忙しく、ご自身の将来像がなかなか描けないということですね。

 「私の周囲は、大学時代の友人も含めて、『年収はそこそこでも、毎日早く帰れる』働き方をしている友人が多くいます。

 最近は『今より年収が100万円以上下がったとしても、毎日18時には退社できる生活になったらどうだろう?』と考えたり、『せっかく今まで十分な教育を受けさせてもらったんだから、社会への貢献度が高い仕事を一生懸命やってみたい』と思ったり。本当にぐるぐる悩んでいますね。

 『すてきなパートナーがいて、子どもがいて、夕飯は親子そろって一緒に過ごす』というのが将来の理想像なので、ワークライフバランスにメリハリをつけて働ける総合職でいたいな、と思いますね」

文/飯田麻衣子 写真/PIXTA

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